[PHASE]会場設営を行いました。
5月30日・31にちと[PHASE]の会場設営を行いました。
今回の設営には、合計13社さんに関わっていただいています。その中には設営会社さんが3社も。本来の仕事なら競合である3社さんが今回はこうして肩を並べています。今回こうしてお会いするのは数か月ぶり。でも(当社も含めて)皆さん、展示会中止の影響でこうして作業着でこの場に立つのは本当に久しぶりなのです。この数か月展示会業界も本当に大変な日々でした。実際にはまだまだ続いています。おそらく経営的にもかなり厳しい状況にあるはずです。そんな状況のはずなので、久々に会うみんなの顔は以前と変わらないまま。そこには厳しい状況の中で、この先に光を見出したい、そんな希望と決意の色が伺えます。
今回の展示会ではどのような「次」が待っているかは分かりませんが、それぞれの参加企業にとって、何かしらの希望になる動きが生まれてくれたら、と思っています。
今後の展示会業界は、おそらく変わっていくのではと思います。出展者はコストをあまりかけなくなり、PR的な意味しかない出展は減って来ることでしょう。そして、より出展の結果を求めるようになるのでは、ということが予想できます。
そのためには、これまで通りの展示会を踏襲するのではなく、今回のピンチをチャンスと捉えなおし、展示会自体の構造を改めて考え直す。そんな時期なのではないかな、と思います。
今回、この設営では日頃の競合同士が肩を並べて立ち向かいました。
私自身、「こんな姿は初めてみた・・」と感じるような新鮮な光景でした。
そして、この姿こそ今の展示会業界に求められている姿なのではないか、と感じます。