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34週での破水 緊急帝王切開

明け方の破水

この頃は切迫早産に準じて、お風呂は2日に1回にしていた。
その日はお風呂に入り、普段通りの夜を過ごしていた。
お腹を上の子に蹴られるのが怖くて2階のベットでひとりで寝ていたら、、。
寝返り時になんか濡れている!と思い破水を自覚。
1人目の時も前期破水したのである程度落ち着いていられた。
トイレでパットをあてて、階下で寝ている夫に破水したと伝えた。
その時なにか感じ取ったのか、上の子も泣いて起きていて一緒に病院行くことを伝える。
上の子には一緒にお風呂に入った時や寝る前のリラックスした時に”もうすぐママは赤ちゃんを産むために病院に行って、1週間したら赤ちゃんと帰ってくるよ” と事前に伝え始めた頃だったので、なんとなく理解はできたようであった。

診察

病院は家から近かったので、破水から20分程度で病院着。
まずは内診。破水であることの確認。細菌培養採取、子宮口確認。
子宮口は3センチだったらしい。
次にエコーで、左側の子供の破水らしいと確認。2人とも骨盤位。
その後はNST付けて様子見る。陣痛らしいお腹の張りはあまりない。30分程度様子みて1回張ったくらいであった。胎児心拍も2人とも聞こえて一安心。

緊急帝王切開へ

経産婦でこのままだとお産が進んでしまうであろう状態だが、双子、かつ、骨盤位であるので緊急での帝王切開の方針となった。その場合は子供はNICUに入院になるらしい。
手術説明は寝たまま、夫はすぐドアの向こうのロビーにいるけど、電話のスピーカーで一緒に聞いて同意書にサイン。
それから、外来で準備出来てなかった心電図、胸のレントゲンを寝たまま検査。合間に採血、点滴、抗生剤を投与。そうこうしているうちに、手術室、NICUの準備もOKとなって、いざ手術室へ。
本来はコロナ対策で面会できないのだが、休日の早朝で、なおかつうまれた子供が入院となることの説明を聞くために、病棟のロビーで夫と上の子が待っていたので術前、術後に一瞬だけど会えたのがこころの支えになっていた。
上の子は点滴に興味津々だけど、やはりなにか感じ取り、手術に行く時には”がんばってね”といってくれた。

破水から2時間半程度で入室となった。休日の早朝だったのでスムーズに入室。
手術室で、麻酔科の先生から寝たまま麻酔の説明を受ける。
高血圧など合併症なくても、硬膜外麻酔と腰椎麻酔を併用するとのこと。
ベット上で横向きになり、背中を丸めて、2つの注射。
硬膜外麻酔の管を入れる時、太ももあたりに痺れが一度あり入れ直したが、それ以外はスムーズに入り、麻酔の効きも良好そう。

執刀が始まっても、お腹を切られる時はわからなかった。
触られている感覚が残るといわれたが、ピンポイントの感覚ではないので、メスがスーッと走る感覚はなく、いつのまにかお腹の中まで到達していた。

1人目誕生。泣き声が聴こえて安心。第一児が破水していた子だったので一安心。
2人目誕生。こちらはエコーで小さいと言われていて、心配していたら泣き声があまり聴こえなかった。先生方が、やはり過捻転だね、と言っているのが聞こえたので、小さかった理由もわかった。
助産師さんが1人目は処置が終わった後に見せてくれてそのとき2人目も泣いてますよと言われたが、やはり小さい泣き声だったと思う。
2人ともすぐNICUに行ってしまった。


出産まとめ

思ったよりも早く、小さく産まれてしまった。
出産まではある程度予想していた通りに物事は進んだけれど、双子がNICUに入ることは考えが至っておらず、いろいろと準備不足。
上の子には早めに入院することを説明しておいてよかったと思う。
バタバタ、どきどきしたけれど、上の子は安心させたい、というのが夫婦共1番大切に出来ていた。
急でもあり、すぐ子供も入院になったので生まれた実感がまだわかない。