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Vol.84 #アメリカIT企業のリアル英語, give food for thought,
■本日の例文
検討材料をあげるよ。
I'll give you food for thought,
ポイント
今日も仕事の中でよくかわされる日常会話からの例文をご紹介します。
会社員として勤めるみなさんの誰もが自分の担当を持ち、
様々な部署の担当者と働き、相談を受けることもあると思います。
エンジニアとしてこの社内の相談にどう対応するのか、
日本とアメリカで比較すると、
日本:相談された時点で、パンクしない限りやらなければいけない雰囲気。
アメリカ:自分の年の目標があって、それに合うかどうか自分で判断。
もちろん、上司からのアドバイスや介入はありますが、アメリカの方が個人の裁量が大きいように思います。
ある日同僚からの打ち合わせを設定され、ミーティングの中で「こんなプロジェクトに入ってもらえないか」と声をかけられました。
概要説明の後、なぜ私が参加するべきと思って声をかけたか説明をする前に言った一言です。
I'll give you food for thought,
検討材料をあげるよ。
気になる表現ですが、
give food for thought: 考える材料を与えるです。
思考するための餌(食べ物)を与える、という言い方なのがおもしろいですね。
表現例
Your presentation really gave the team food for thought regarding our marketing strategy.
あなたのプレゼンテーションは、マーケティング戦略に関してチームに本当に考えさせてくれました。
The survey results gave our department food for thought on improving customer satisfaction.
調査結果は、顧客満足度の向上について私たちの部門に考えさせてくれました。
アメリカは自分の考えを提案する、交渉する、自分たちに有利なように巻き込むという行動をとる方が多いです。
なんとなく耳障りの良いことだけ言ってきていないか?見抜く力も一層求められるかもしれません。
単語
今回は以上です。
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また誤りなどお気づきの点がありましたらご指摘ください。
ありがとうございました。
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私はアメリカ在住のソフトウェアエンジニアです。
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