#11 「今月やられた瞬間」からの、サプライズのことあれこれ。
今月21日、無事にペンギン酒店オープンさせていただきました。ありがとうございます!あたたかなお祝いもいろいろといただきまして、ほんとに毎日しあわせをかみしめながら生きています。
で、先日営業時間中のこと。
ペンギン酒店はキャッシュオンデリバリーという方式でやってます。カウンターでお酒や料理を選んでもらってお会計してもらって、お酒や料理が出来たらぼくらがテーブルまで運ぶんです。
その時はちょこちょこオーダーをいただいてお会計したあとで、さあ料理作るぞーっていうタイミングでした。ドアが開いたので入口を見て
「こんばんわー!」って言って、絶句。
10年近く会ってない人、東京にいるはずの人、つい先日お祝いのお酒送ってくれた人が、そこに立ってた。
いまだに言葉に出来ない、いろんな想いがまざったわけのわからない感情がじわじわとわいてきてしまった。
そのあと語りましたよ、ほんと。
いやいや参りましたよ、かりやさん。
なんかね、思ったんです。サプライズっていうか、相手が思いがけないことをやっちゃう人ってすごいなーって。仕掛ける人の気持ちを考えると「失敗したらどうしよう」とか「突然行って迷惑かな」とか考えがちじゃないですか。僕ももちろん、最初はそういうふうに考えます。笑いの神様となかよしなんで、すべったことはないですが、すべるのは好きではありません。
でも、サプライズ好きな人って、仕掛ける相手の気持ちを考えるのが好きなんじゃないかと思うんです。
ぼくが「失敗したらどうしよう」と考える時は、「自分が」失敗したら恥ずかしいと思ってる。ぼくが「突然行って迷惑かな」と考える時は、「自分が」迷惑がられたらいやだと思ってる。
相手じゃなくて、自分のことを考えてるんだなって改めて思いました。
そうじゃなくて、相手がどう思うか、どうしたらもっと喜ぶかっていうことをどんどん考えられるようになろう。ってことを自分に言い聞かせるとてもいいチャンスをいただくことができました。
ちなみに、相手が喜ぶ顔だけ考えて仕掛けると、こんなお祝い酒を贈ることが出来ます。
箱を開けた瞬間に降参でした。
ゆかさん、ありがとうございます。
こういうひとに、わたしはなりたい。
(つづきます)