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#22 生きるということー何気ない日常をときどきみつめるために。

はじめて息子が手をつないで歩いてくれた、とめちゃくちゃ嬉しそうに笑顔で歩いてるはなちゃん。
何気ない瞬間だけど、写真に撮っておくと後から鮮明に思い出すことが出来る。スマホなんてぜんぜん使いこなせてないけど、写真だけはほんとうに気軽にぱしゃぱしゃと撮っている。

生きるということは、何気ない日常の暮らしのあつまりだと思っている。
積み重ね、とは違う。積まれたり、重なったりは、あんまりしない。
ただ僕らのまわりにあつまっている。

じぶんのお茶碗に残ったごはんつぶをきれいに平らげるとき、息子は「あつまれあつまれー」と言いながら、スプーンでごはんつぶをあつめている。写真を撮ってなかったら思い出というごはんつぶは見えなくて、だからあつめることもできないんだけど、写真を撮っておけば思い出たちを時間がある時にはあつめることもできるし、自分のなかで咀嚼することもできる。

あわただしいなかで、ふと何気ない日常の暮らしの瞬間をあつめてみつめる時のしあわせな気持ちを、生きてる実感って言うのかもしれない。

(つづきます)

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ペンギン酒店 ろくちゃん(居酒屋店主)
子育てしてる大人たちが心からリフレッシュできる飲食店を作っていきたいと思っています。応援してくれたらとってもうれしいです。