【ライターのAI活用術:第8回】ChatGPTで自分のゴーストライターを作る方法
「なんかChatGPTが書く文章って微妙なんだよな……」
「ロボットみたいなのはなんとかならないの? 」
ChatGPTは言わずと知れた優秀なAIライティングツールです。
しかし、人間と比べて、どうしてもロボットのように淡泊な文章になりがちなのはネック。
そんなときは、ChatGPTに自分の文章スタイルを学ばせればいいんです!
というわけで今回は、『ChatGPTをあなた専用のAIゴーストライターにする方法』をお伝えしていきます。
自分の理想に近い文章を自動生成できるようになるので、ライティングが今以上にはかどること間違いなし!
ChatGPTをあなた専用のゴーストライターに変える方法【5ステップで解説】
ステップ①:ロールとタスクの設定
まずは下準備として、ChatGPTに対して
果たしてほしい役割
やってほしいタスク・ゴール
を教えてあげましょう。この事前設定をしないと、ChatGPTは何をしていいのか分からないですからね。
以下の画像内のプロンプトをそのまま入力してみてください!
ステップ②:サンプルテキストの提供
プロンプトを入力し終えると、ChatGPTが "START "と返答してくるはず。
そうしたら、書き方をマネしてほしいテキストをコピー&ペーストで入力してください。たとえばWebライター、ブロガーなら、自分で書いたnoteやブログ記事などを選べばよいでしょう!
ChatGPTはこのとき入力するテキストを参考にして文章生成するので、渾身の1記事を貼ってくださいね。
ステップ③:追加のテキストの入力
一つ目のサンプルテキストを入力すると、"NEXT"という指示が出ます。
ステップ②と同じ要領で、残りのサンプルテキストもChatGPTに次々と入力していきましょう!
ステップ④:全テキストの入力完了
用意しているサンプルテキストをすべて入力し終えたら、ChatGPTに"DONE"と伝えてください。
"DONE"というメッセージを受け取ると、ChatGPTはこれまでにあなたが入力したテキストの分析を開始してくれます!
ステップ⑤:テーマの提供
ここまで進めば、ChatGPTがあなた専用のゴーストライターとして動く準備は完了です。何かしらのテーマを提供すれば、あなたの書き方をマネしつつ文章を書いてくれます。
あなたが書きたいテーマを与えて、記事をバンバン量産していきましょう!
ChatGPTをゴーストライター化するときの注意点
ChatGPTをゴーストライター化するときに押さえておきたいポイントは以下の通り。
文体のトレースがうまいのはGPT-4
ChatGPTが各ステップを無視することがある
それぞれのポイントについて詳しくお話していきます!
注意点①:文体のトレースがうまいのはGPT-4
本記事で紹介したゴーストライターを生み出す方法は、GPT-3.5よりGPT-4で実践したほうが再現度はよいです。したがって、あなた本人になるべく似せた記事を書きたいなら、GPT-4を利用するのがおすすめ。
もしChatGPT Plus(課金プラン)に入っていない場合、裏技として『Bing』で代用するのもアリです。
BingはGPT-4を利用している&無料で使える優れた検索型AIチャット。実質ChatGPT-4を無料で使えるようなものなので、お金に余裕がない人はぜひ試してみてください!
注意点②:ChatGPTが各ステップを無視することがある
とくにGPT-3.5を使った場合、あなたの指示を忘れたり、ステップをスキップしたりする可能性があります。これはChatGPTの仕様上避けるのが難しいので要注意です。
対策としては、
ChatGPTが理想の回答を返すまでやり直させる
NewChatでトークを作り直してみる
GPT-4を使う(課金プランに入る必要あり)
などが考えられます。
まとめ
本記事では、『ChatGPTをゴーストライターとして活用する方法』について紹介しました。
以下の手順にしたがえば、ChatGPTをあなた専用のゴーストライターに変えられます。
ロールとタスクの設定
サンプルテキストの提供
書いてほしいテーマの提供
このように工夫してChatGPTを利用すれば、いつもの無機質な文章の代わりに、あなたに近い書き方で文章を作ってくれるはず。
うまく使えば文章生成AI・ChatGPTの欠点を解消できる方法ですから、ぜひ試してみてください!
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をプレゼントします!
本記事を読んでくれた人の中には、
「ライター始めたてで文章に自信がない」
「そもそもライターじゃない」
「文章を書くのが苦手」
という人もいるはず。
今回のプロンプトは特定の文章を真似する仕組みなので、使いこなすにはサンプルとなる文章が必要です。
そこで特典では、プロのWebライター(僕)が書いた記事をサンプルテキストとして提供します! 納品物ではなく権利的にも問題ない記事だけをお渡しするので、ぜひ活用してみてくださいね。
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