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ネムルバカと響子と父さん

ディズニープラスで観ていた天国大魔境。
原作はマンガで11巻あって、アニメは大体6巻ぐらいで終わります。
描かれていた2つの世界のつながりが見えてきて、前のめりになってきたところで終わってしまう。
正直、ちょっと残念でした。
この先がアニメでやるのかどうかは不明ですが、きっとやるだろうと期待しておきたい。


同じ作者のマンガがちょうど安かったこともあり購入してみました。
『ネムルバカ』と『響子と父さん』
どちらも1巻のみの短編マンガです。

『響子と父さん』から読み始める。
どこにでもいそうな良好な関係の父と娘の響子。真面目につっこむのも面倒なボケをかます父に対し、やれやれという態度を取りながらも、父の為にプレゼントをしたりする娘の距離感がいい。
最後の話のタイトルが「ネムルバカ番外編」だったので、これはネムルバカに続いてるんだなと。
購入前はそんなことつゆ知らずでしたので、一緒に買ってちょうどよかった、グッドな判断だったなと。
ただ、ネムルバカを読んでみると、見た目が同じキャラクターがいるものの、名前は違う。繋がっているようで繋がってないのかな?と。

ネムルバカを読み終えて、着地した結論は、名前は変わっているものの、著者的には繋がりをもって書いたんだろうというものでした。
名前以外、色々と繋がっているものがあり、何より『響子とお父さん』で父がプレゼントした服と同じ服を『ネムルバカ』の方でも着ているので、これは偶然キャラ設定が似ているなんてことではなく、共通するものとして描いているはず。
だから何だと言われると、特にそれ以上のものは無いのですが、たまたま同時に買ったマンガでそんなことがあったので、面白いものだなと思っ読んでいました。


どちらにも言えるのですが、空気感とかテンポ間がとても良いマンガです。響子とお父さんはタイトル通りに父と娘、ネムルバカは先輩のルカと後輩の入巣、そして最初に書いた天国大魔境はマルとキリコと、どのマンガもバディものなのが特徴です。
その二人のコンビネーションがどれも上手いので、この描き方は作者の得意としているのでしょうね。

いつまでのセールなのかわかりませんが、これを投稿した2/10時点で77円と激安価格。
気軽に読めて気持ちよいマンガでおススメです。





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