契約内容を変更する時は目を凝らしてチェックしなきゃ後で面倒って話。
昨晩、夫に「これどうするねん。自分であとは全部しなさいや」と叱りつけたものの、気になったし夫の言い訳に嫌な気持ちになって、大丈夫か心配でほとんど眠れずじまいになった。
食事やお弁当の用意、洗い物や洗濯物を干して、仮眠を取った。
こんなに私が慌てたかというと、家族全員の今月の請求代が夫のメインカード会社からではなく、夫が作ったという「じぶん銀行」から引き落としになると封書がきたからだ。
特に、私から支払い方法を変更していないので、考えられるとすれば、先月夫が料金プランを変えた際に何かが起きたとしか考えられない。
すでに銀行名が出ているのでわかるけれど、我が家はauを利用している。
子供のちょっとした事情で電話番号などの変更を行った時に、家族の利用状況を見てもらった。その時に夫の契約内容が古くて、利用状況から料金プランを変える方がいいという話だ。
いつもこの手の話が出ると「ぺんさん、ちょっとついてきて」とせがむのだが、「今回は自分で手続きしてきなさい」と突き放した。どうも携帯代などの手続きは苦手だ。住宅ローンや車ローンの時もなぜか私が付き添った。
普段は仕事で数学を使っているが、普段の生活費について特化している人ではない。
数学を愛し、数学や理科(特に生物)の中で生きている人なので、お金のリテラシーについては疎い面はある。
住宅ローンの返済計画も今はFP3級でもAFP®︎の認定研修で基礎は終了しているから、怪しげな発言をした時は、考え直すように助言はしている。
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1時間後、会社から電話をかけてきた夫の話では、よく理解できないまま「じぶん銀行」の口座開設に同意し、今後の家族のスマホ代の請求は夫の「じぶん銀行」から引き落とすことにも同意していたことがわかった。
夫から「どうしてじぶん銀行を作らなければいけないの?」という質問は一切なしで、手続きをしたので撤回できない。
もう支払いデータが止められないので、すでに開設しているじぶん銀行に入金して引き落としてもらい、引き落とし後に変更手続きをかけるしかない。
この手の契約に疎い夫を、どうして私はひとりで行かせてしまったのかと反省とともに、無事に引き落としができるかが不安でたまらなくて眠れなくなった。
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しかし、振り返ってみるとなぜ「じぶん銀行」なんて作らなければいけなかったのか?そのメリットはあったのか?
大の男だし、お金のことだからしっかり話は聞いていたはずなのに、なぜ変更がかかるのにきがつかなかったのか?
お店の人も、変更になることをどうして説明しなかったのか?それはauにも問い合わせをしたが、「申し訳ない」の誤りしかなく、変更は効かない。
店頭でのやりとりを夫になんとか思い出してもらったけれど、曖昧でこちらから強く反論も難しい。ひとりで行かせたのはいけなかった。
今回は仕方ないけれど、じぶん銀行からの引き落としとして、引き落としが確認できれば、元に戻す。ネットから変更はできるが、じぶん銀行が絡んでいるので、一度auには確認を取ってから変更をかける。
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過去にお客様相談室に在籍して、支払い関係の対応をしたことがあるから、支払いが遅延した時に、その後どうなるかというのは知っている。
じぶん銀行と提携しているカード会社経由というややこしい話が絡んでいるので、遅延すると理由によるけれど、信用問題になる。
散々、夫には注意したけれど、逆ギレされるし怒られるし、こっちが泣きたくなった。
最近、「お金のリテラシー教育を子供のうちからするべきだ」と話が出ていて、投資信託などの話を家庭科でするという話をちらっと聞いた。
私がライターとして書いていた時も、証券会社などが「お金の教育」と出張授業をしているところがあるのも知った。
それを義務教育の中で取り入れ、誰が教えるかが問題になる。
大人でさえも、お金にまつわる話を完全に説明することができようか?まずは、大人でさえも理解できていないので、先生でも無理な話だ。
どんな契約書でも変更をかけた時は、どこが変わったかというのは、目をかっぽじって見て、わからないところがあれば質問、納得した上でサインだ。
今日と明日は、不安な1日を過ごすことになるし、今回のnoteで、我が夫の恥を晒すことにはなったけれど、契約変更でひとりではちょっと怖いという時は、大人でもだれかひとりは連れていく方が安全という話で、このnoteを締め括る。