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トゥシューズで一番怖いこと。転倒時のケガ!

クラシックバレエシリーズをスタートさせてみているが、いかがだろう?
大人からでもクラシックバレエはできる。

ところが、大人から始めてみる方は、子どもよりもケガのリスクが高くなる。大人になっていると、ある程度筋肉や骨がしっかりしているので、トゥシューズを履かせてもらえる教室に行くと、入会してからほぼ1年ぐらいで、トゥシューズを履くことを許してくれる。

大人で年齢が高くなると、普通のバレエシューズのでのお稽古でも、意外なことで、靭帯を損傷してしまうことや、骨折をする場合はある。

私は、4年間クラシックバレエを習い続けて、3年間トゥシューズを履いて踊っていたが、習い始めて1年目でトゥシューズを履く許可が出た。
「トゥシューズは爪先立ちでしょ?」と思っている方は多いけれど、実際は、全身に筋肉で体を支えている。

トゥシューズを履き始めると、さらに全身の筋肉が強化されて、小尻になる。(ふふふ、いいでしょう。これ本当)

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トゥシューズを履き始めた時は、本当に痛い!
歩くのも大変だけれど、徐々に慣れるために、バーレッスンで慣れることから始める。

慣れてくる頃には、発表会の稽古に入る時期に入る。
私は、このトゥシューズを履き始めてからの発表会で、大失敗をしてしまった。

トゥシューズはつま先がサテンの布でツルツルである。
プロでも私のようなアマチュアでもするけれど、つま先に滑らないように、バレエショップで売られている滑り止めの牛革、もしくはレース糸で編んだものを接着剤で巻きつけて、滑らないよう工夫をする。

発表会の時に、滑り止めに牛革を貼り付けていたのだけれど、トゥでくるくる回るところで、床との違和感を感じた瞬間、前のめりに体が倒れた。

激しい足の痛みに我慢しながら、舞台袖まで下がって、先生たちがシューズを脱がしてくださって、すぐに救急で近くの整形外科へ連れて行ってもらった。

左足の甲部分に大きくヒビが入って、ギブス生活を1ヶ月送る羽目になった。松葉杖との格闘もあったけれども、ケガをしてから1ヶ月後にギブスは外れて、しばらくは歩きにくい生活をした。

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バレエのクラスには、2ヶ月後に復帰したけれど、その間に気分の悪いことは続いた。
なぜか同じクラスの子から嫌がらせを受けるようになった。
療養中にも、内容的に「気が狂ってる」としか思えないメールがきて、復帰後も、また転倒しそうなことはされた。

バレエに関するサイトも作っていたのに、荒らされて閉鎖せざるを得なくなった。

なぜ、嫌がらせを受けたかといえば、「私がケガをしたことで、バレエ団の一番トップの先生から、指導している先生が怒られて泣いていた」という話を、クラスでも仕切りたがっていた子が聞いて、「許せない」という気持ちに変わったと聞いている。

「やめようかな」と考えた時期もある。その中で、仲良しの子が気を使ってくれて、結婚前までの通算4年間、通い続けることができた。

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2度とバレエができないというわけではないので、またできる機会があれば、もう一度踊りたい。
雨の時に、不思議なことに左足が痛んで、歩きにくいことはあるけれど、生活には支障はない。

ただ、バレエの世界に入って知ったことは、「女の世界は大真面目に怖い」ということだ。


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