誰だって最初は1年生さ
よく「この仕事初めてなんです」「育児初めてなんです」など「初めてなんです」という言葉を聞く。
よく考えれば、人間この世に生まれて「うんぎゃー」と泣き声をあげるのは「人間として生きていくのは初めてなんです」というお知らせ。
赤ちゃんはどんどん成長していき、大人へと成長していくけれど、赤ちゃんだって、「人間1年生」なの。
ご両親は「パパ・ママ1年生」であって、初めてのことばかりで、大変なのは当然の話。あれやこれやと、自分が体験したことのない世界を経験し、子供を育てていく。
仕事もそう。新卒で入社すれば「仕事をする」のは初めての経験。お金をいただいて、自分に与えられた仕事をテキパキとこなす。
お金をもらう仕事だって、バイトでも正社員などであっても、初めて経験することなら「働く人1年生」。私自身、社会人を経験し、現在は主婦。ライター業は現在は休業して、今まで縁がなかった世界の資格にチャレンジしようとしている。
休業しているのだから、その資格が必要かと聞かれるけれど、やってみたいという「チャレンジ精神」は止めることはできない。主婦でも上位級を取って、それがきっかけで仕事に結びついた人を私は知っている。
ライター業だって、私は何も資格なしに初めた。そして、たびたび「この資格取って欲しいんだけれど」と言われたことがあって、取ろうとした時に、契約解除と涙目になった経験はある。
なんでやねん、資格取りなさいっていうたのそっちやん。
と腹は立ったけれど、振り返ればチャレンジしていてよいものと、今後はいらないかもねという資格はあった。
資格がいるいらないを語るのは、自分の子供に関わることかな?
「ママ・パパ業」
これだけは、誰も変わることはできないし、自分の育てた子供が成人になって、どう成長していくかを見守っていくのも大切な仕事。
自分達の育て方がよかったのかどうかと判断するのは、かなり先だし、子供の成長とともに、自分の子育て歴は○年生と考えればいいのだ。
私は、果たして何年生かはわからないけれど、子供からは「精神年齢は高校生、あとはわからん」と言われる。まぁ、わからんわなぁ。