左耳の異変
公表すべきかどうか迷ったけれど、いつかはわかることなので、ざっくりと。
実はFP2級試験2週間前から、耳の奥からずきずきする痛みが出てきて、多少は我慢できていた。
しかし、日に日に痛みがひどくなってきたので、耳鼻咽喉科を受診した。
以前、肩こりからくる痛みで終わったけれど、たまにテレビの音が聞こえづらいことがあったので、医師にそのことを伝えると、聴力検査をしてもらえた。
いつもなら、なんとも思わない聴力検査だけれど「あれ?今何か音流してくれてる?」と違和感があった。「何かは流しているけれど、聞こえにくいか何も流していないんじゃないか」と思っていた。(※きちんと聞き取りにくい音から大きな音までバリエーション豊富で流されていますよ)
聴力検査が終わってから、さらに細かい検査もしていただいたけれど、私の左耳の聴力が40代にしては低いという。右耳での聴力低下はなかった。
耳の奥が痛むのは、神経痛で肩こりとストレスが原因なので、痛み止めの薬と漢方薬を出していただいた。別の持病で安定剤を出していただいているので、痛みが出た時に一緒に飲んで構わないと。
聴力の低下は、原因ははっきり断言はしにくいけれど「ストレス」ではないかと話された。夏以降色々とありすぎて、自分では大丈夫と思いながらも実は様々なところに負担をかけていた。
試験2日前にはヘルペスにかかるし、試験終了後は蕁麻疹がよく出た。心と体の不調は連動しているというわけだ。
耳のことは、先生からさらに詳しく説明を受けた。補聴器が必要になる可能性はあるけれど、おばあちゃんになってからかもしれないし、近い将来かもしれないという。
突発性難聴なのではと聞いたけれど、私の場合は、そうではないという。前触れなく聞こえなくなるという症状ではなく、「なんだか聞こえにくいなぁ」という徐々に現れた症状だからという説明を受けた。
長引いた時は、病院を変更するつもりだけれどね。
話し声やテレビの音が聞こえないなど、生活に支障が出た時はすぐにくるようにと言われて帰ってきた。
涙は出なかったけれど、今の生活を大事にして、今のうちから補聴器なしでも話ができる「手話」の勉強の機会を与えてくれた。
会社員時代に片耳難聴でも頑張ってサポート役をしてくれた子がいて、助かったことがある。喋るのが苦手そうにしていたので、私でもできる簡単な手話を教えてもらった。
今、指文字50音を覚えたところで簡単な手話も覚え始めた。いつか、手話サークルに入ろうかなぁと思うけれど、馴染めるかが心配。
人の体はどうなるかわからないもの。だからこそ、無理をせずに心と体は大事に生きていきたいと思う。