TikTokにチャレンジした主婦の話
中高生や若い世代の人には人気のある「TikTok」。
出始めの時は、ダンスばかりで今まで私は「見る専」の立場だった。TikTokのイメージは「民度が低い」とレッテルが貼られ、楽曲の無断使用などが問題になっていた。
このコロナ禍で、テレビをつけてもつまらないし、YouTubeも面白いものが少ない。Amazonプライムなどの動画配信サービスを見ていてもつまらない。
てなわけで、自分がTikTokで何か一芸をすればいいんじゃないかということで、チャレンジしてみた。
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始める前に、どういう傾向のものがよく見られているかを探索してみた。以前はダンスメインだったのが、ほとんど消えて、
・楽器演奏のパフォーマンス
・手話や指文字での楽曲翻訳
・物申す系
・ポエムや名言を音楽と共に合わせる系
・お手軽ダンス
・有名人によるパフォーマンス
など
以前のダンス系が「おすすめ」に出てくることは減った。(と思う)
私が投稿したものは、以前ボランティアで参加していた「手話」で、15秒の音楽でできる「指文字」パフォーマンスにした。
チャレンジしてなんとか1回投稿したけれど、収録完了までにtake6までかかったし、疲れた。そして、もともと耳になんらかの障害がある学生さん達が盛り上がっていたので、主婦には立場がなかった。
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おすすめに出てくる動画が全ていいわけではなく、とんでもない動画がおすすめとして出てくる。虐待動画やコンサートライブの動画投稿だ。
これは利用者が通報するか、事務所がTikTok側に通報しないと削除されない。もしくは、公開するには不適切と見なされる動画も削除対象だ。この取締りだけはしっかりして欲しいなぁと思う。
同時にどういうジャンルを選ぶかによっては、バズっているアカウントはあって、96歳のティックトッカーさんの動画を見たことがある。内容がほんわかとした内容なので、何度もおすすめとして出てくるのは当然だと思った。
「TikTokの民度は低い」と言われる原因の一つに、音源使用と肖像権侵害。今はTikTok側が提供している音源か、自分が用意しての音源使用。といっても、元音源そのものを使うのは、YouTubeでも注意されることなので、音楽演奏時は要注意。
今、「逃げるは恥だが役に立つ」で使用された星野源さんの「恋」が、TikTokの使用OK音源となっている。
これは、再放送されているというよりも、星野源さんとVICTOR側から「自分の全楽曲をSNS・YouTubeで使用していい」と許可を出したからで、最近、ちょくちょく踊っている人がいる。踊ることも、今は心の健康回復にはいいと思う。
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そして、現在の私。
こっそりと指文字の勉強(他にも勉強することあるのに何してる)をしては、TikTok上では下書き保存をして続けている。
アップしてから削除はできるけれど、瞬時に多くの人が見るので、後から「いやー、やめときゃよかったー」と後悔しないような内容にしておくといいですよ。