【ビジネスとデザインの良い関係づくり 】 - メンタルの強さに頼らない、クリエイティブ提案の経験の積み方@VR 8Cafeセミナー
バーチャル六本木ではたらく、フジワラです。
事業会社のインハウスデザイナーなら「ビジネスとデザインの関係」について、誰でも一度は悩んだり、壁にぶつかるのではないでしょうか?
私自身もこれまで様々なタイプの経営者の方とデザインを進める機会が多かったのですが「幾度となく壁に跳ね返されては、また立ち上がる。」を繰り返してきました。
しかし怖く見える経営者やビジネスの方々も、デザイナー以上に悩んでいるものです。得意分野が違うヒトが関係するからこそ、生まれることもあるものです。
今回、営業経験もあるデザインマネージャーという経歴をお持ちの、スポーツナビ株式会社の小林氏を、medibaのVRカフェスペースにお招きし、社内オンラインセミナーを開催しました。
講義
今回の熱いテーマのために気合が入りすぎて、総数70ページのスライドを準備したという小林氏の講義がはじまりました。
「相互理解は必要だと思いますか?」という問いかけがあり
(はいはい、コミュニケーションは大事って話ですよね。)
と、みんな心の中で思っていたら
「僕は、そんなに必要ないと思います。」
という回答に、会場中が脳天直撃を受けたところで
「お互いに完全にわかりあえることは難しいかもしれない。」という前提のもと
「ロジカルコミュニケーション」をベースにした基本のわかりやすい講義で
相手と伝え手の関係、テーマ設定、相手の気持ちや期待値、答えなど、コミュニケーションの準備とメッセージの考え方の基本形を解説。
そして「デザインとは?」「デザイナーだからできること」など、ご自身の経験や先人の名言など交え、バリエーションに富んだ例え話が展開され
若手デザイナーからシニアマネージャーまで目から鱗と共感の嵐でした。
パネルディスカッション
講義後に、悩みごとや知りたいことについて、パネルディスカッションと質疑応答が行われました。
Q.
「UXデザイナーが期待値の高さゆえ、なんでも屋になってしまう。」
「通すための提案資料は、どうやって作っているのか?」
「スケジュールだけが決まっている状況で、どう進めるのが良いのか?」
といった、どの企業のデザイナーでも壁にぶつかるであろう、本音の対話でした。
A.
「むしろ、なんでも屋になればいいと思う。」
「提案資料は、相手がどうしたいのかを考え、
相手の気持ちに寄り添って事前準備する。」
「まずはゴールを明確に。」
など独特の哲学と、前半講義のロジカルコミュニケーションの実践例を学ぶ対話の場ともなりました。
質疑応答が白熱し、予定時間を超過する盛り上がりでした!
まとめ
どの企業でも、悩み多きテーマであると再確認し、この「ビジネスとデザインの関係性」が良くなれば、もっとできることが広がる伸び代も大きいと感じた時間でした。
ロジカルシンキングなど、会社員なら基礎研修で受けている内容でも、数年の実践経験を積んだ後に、他者の実践例を聞いたりすることで「基本から、もう一度取り組んでみようと思った。」とメンバーの再発見となり、
基本形から状況やサービスモデルに合わせた応用の道へと繋がったのも嬉しかったです。
次回は、他企業の方々や、今度はビジネスシーンで活躍されている方々の視点でのセッションもできたら楽しくなるかなと思っています!
#デザイン #提案 #ロジカルシンキング #ロジカルコミュニケーション #UX
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