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【日々のつれづれ】言葉にもタイミングというものがある
こんばんは。みよよです。いい加減ペンネーム変えようと思うのですが意外と浸透してしまったのでゆるゆるとこのままでいいと思うようになってきた。
突然ですが私は結婚相談所のコーディネーターさんに4月から言われ続けていることがありました。
「みよさんにぴったりなのは、ぐいぐい引っ張ってくれるカリスマみたいな男性じゃなくて一緒に目線を合わせて歩いてくれる誠実な男性です」
そうだよねーと思いつつ、今までは「とは言ってもなあ」と心のどこかで感じていました。だって男の人にリードされたいし、その方が幸せを感じる、なんて思っていたからです。
そんな中出逢った男性がいました。見た目もタイプではなく、服装もよく分からない格好。お会いして1時間の時間の中で50分ひたすら話している。
なんだこの人、変な人だなあって最後の方ぽかーんとしていました。
ですが最後の挨拶で「今日はありがとうございました。お陰で本当に楽しい時間が過ごせて、すごく幸せでした。良ければまたお会いさせてください」と言われ、心が動きました。そんなこと言ってくる人初めてでした。大体皆次断っても断らなくても傷つくのが嫌なので、適当にではーな感じで去るのです。うーんタイプではない。でもいい人。もっとお話ししてみよう。
そんな感じでお会いした2回目。私の都合で時間を大幅に変えたのに何1つ嫌な顔も嫌味も言わず。お仕事の話をしてくれました。私の話も深く頷いてくれて。終始にこにこ。そして私が最後の方に料理教室を辞めるかもと言ったらこんなことを話してくれました。
「そうか、それは大変だったね。でも自分も他人も責めないでね。自分が変かしたからその環境を卒業するだけ。誰も悪くないから」
共感してくれた(今までどんな奴と会っていたんだむしろ)!しかもこの言葉、私にとっても刺さっていて、私のことを真剣に考えてくれる人にしか言えないと思いました。こういう人が向き合ってくれる人なんだ!自分の考えをしっかり持っているから相手の意見も尊重出来るし、相手の話をしっかり聞いていてどんな話し方だったら刺さるかを考えているから、相手に受け入れられるような話し方も出来るんだ。 コーディネーターさん!やっとわかったよ。
次のデートの約束もしてるんるんなある日。1通のメールが。そこには他の人とお付き合いをすることになったことと、次の約束をなしにしてほしいこと、丁寧なお詫びが書いてありました。
ひいいいいいいー今月2回もふられてるーーーー
深夜1時に号泣です。ふられたら会社休むような人間でしたがさすがに今年たくさんふられてるから会社には行けるようになった。当たり前か。てかいちいち泣くのももうそろそろやめたいなあ。
しかし本当に誠実だなあと思ったのは去り際にも表れていました。今まで結婚相談所に入って2回目以降お断りされたのは2回。1回目の理由はもう今やネタの「一緒にいてストレスを感じた」で2回目は「本音で向き合ってもらえなかった」そう。お前のせいだよと暗に言われていました。でも彼は違って、僕の勝手で申し訳ありませんというスタンスのことを書いてありました。もう二度と会わない相手に気を遣わなくていいのに、最後まで気を配ってくれたのです。
対する私は最初彼に全く気持ちがなかったので、メールの返信も嫌々していたしディナーの時間もずらし。こんな女ふられて当然です。きっと同じ気遣いを返した女性とお付き合いしているんだろうな。
あまりにもショックで、いつものようにコーディネーターさんに連絡して私に不足があった部分があったら直すから教えてほしいと言いました。コーディネーターさんは相変わらず優しかったです。「今回はタイミングがずれただけ。でも選ぶ基準は見た目とかかっこよさではないのは分かりましたよね。みよさんにとって誠実かどうか。それだけはこれからも忘れないでください」
4月から言われ続けたことがやっと腑に落ちる。ばかすぎる。何回人に会っているんだよ。
でもそれでいいんだと思いました。私は自分で行動しないと、経験しないと分からないんだということが分かりました。基本的に大人になると新しいことが少なくなり、頭で物事を考えがちです。けれど自分で行動をし実際に経験してからでないと頭での思考には限界があると知りました。自分の頭を過信しすぎでした。
そしてあとは人からの言葉をもらい続けることの大切さも学びました。1度結婚相談所でお付き合いした男性と別れるまで、私はあまりコーディネーターさんに報告をしませんでした(割とうまくいってたと思ったからね)。けれどコーディネーターさんの「サービスに含まれているから私も利用してください!」と言葉をいただいてから、自分が男性に感じたこと、なぜそう感じたのか、次はこうしたいと思っていること、あとはただの弱音を逐一報告していました。そうすると自分がだめだと思った理由が全然違うことにあったり、そもそも自分に合っていない人を合っていると思い込んでいるということに気づきました。
そういったことを9月から繰り返し、やっと私は自分の中での男性を見るポイントを決めることができました。男性がいかに私をエスコートするかではなく、自分の気遣いに対してどれだけ返してくれるか・自分の考えをいかに尊重してくれるかを私は大事にしたいんだと気づけました。だからそのために私はどんな男性でもありったけの気遣いをしたいし、自分が大事にしたいことは予め絞って相手にぶつけよう。自分のやることも決まりました。
てか自分の頭を過信するな、も人の言葉をもらいつづけようも新人さんに言っていたことじゃない?自分全然できていなかったじゃん。超恥ずかしい!!
フラれるたびに学びが増えて。成長している気がする。が正直もう勘弁だー! 仕事との兼ね合いでリミットはすぐそこなので、精いっぱいやりきろう。