
バタバタな1か月のアラフォー読書記録(2025年1月)
あっという間に1月が終わりましたね。
今年は本を読む年にしたい、とまずは「年間50冊読書」を目指すことに。しかしお正月休みは風邪で寝込み、不妊治療で5回通院し、パーソナルトレーニングも再開したので、時間が矢のように過ぎていった感覚があります…。
それでも通院時間やまた家事代行の間のスキマ時間を有効活用したり、寝る前にスマホを機内モードにして30分ほど読書するなど読書に使う時間を少しでも工夫したところ、今月は7冊読めました!すべり出しとしては順調ではないでしょうか。
小説は自分が好きな作家さんの世界にどっぷりひたること、ビジネス本は今自分が興味があるテーマを深める、という目的で選書し、読んでみました。あとは純粋にノーベル文学賞を獲得したハン・ガンさんが気になった(ミーハー)ので、そのエッセイも読んでみました。
どれも読んで後悔ない、そして学びが多い本で幸せな読書時間を過ごせました…!
なので今日は読んだ本の紹介をしたいと思います。
小説1.「招かれざる客(小説版)(アガサ・クリスティー)」
アガサクリスティーの本何冊か読んでもどんでん返しがいつも想像を超えてくるのってすごい、、今回も気持ちよく騙されました。
小説2.「王になろうとした男(伊東潤)」
大好きな歴史作家の伊東潤先生の短編集。
どの短編も面白かった!織田信長の周りにいた男達の視点から織田信長という人物を描いた短編集。勝者の後ろには無念に死んでいった男達がたくさんいるのだと改めて痛感した。「小才子」というタイトルの短編が個人的には1番好き。
伊東先生のすごいところは、戦国時代に生きた人と令和の時代に生きる私たちとの共通の感情を描いてくれるところ。だから、切腹とか現代ではありえない行動をとる人間達にも感情移入出来るんだと思う。
上に書いた「小才子」は自分の力を過信する男の話なんだけど、現代にもいるいる!と思えるから面白い。今度は長編読みたい。
小説3.「本日は、お日柄もよく(原田マハ)」
こちらも大好きな作家さんの物語。
「楽園のカンヴァス」と同じ人が描いたと思えない、ピュアでただただ幸せな物語。原田マハさんの描く物語は、女性の社会での扱いがどこか皮肉らしく見えるのだけど、この物語は純粋ハッピーそのもので、だからこそ万人に受けるんだと思う。
言葉は世界を変えることもある、わたしもそう思うし、どんな素人でも心に響く言葉を発することができると信じている。
エッセイ1.「すべての、白いものたちの(ハン・ガン/斎藤 真理子)」
初めて読んだけど、言葉ひとつひとつが美しく儚くて、大事に大事に読みたいと最後まで噛み締めて読んだ。
亡くなった姉のための鎮魂歌なのか、自身が生きる意味を改めて定義し直す宣言なのか、どっちなんだろう
言葉が柔らかく、幻想的で。でも、大げさとか嫌らしさはなく美しい文章だなと自分は感じた。解説読んで、再読したい作品。
ビジネス本1.「TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術(ジョン・フィッチ/マックス・フレンゼル)」
年を重ねるにつれ、仕事だったり全てが生産性落ちてる気がするな、と思って購入。
ボリュームあったので読むのに時間かかったけど仕事で実績をあげている世界の著名人の例が細かくのっていて、それを読むだけでも面白かったし、今後何度も参考に読み返すだろう本。
今までダラダラするのが休息だと思っていたけど、そうではなく睡眠、運動、余暇の質をあげることが休息なんだと改めて痛感した本。
ビジネス本2.「大型商談を成約に導く「SPIN」営業術(ニール・ラッカム/岩木貴子)」
何度も読んでいる営業本。2年に一度は読み返している気がする。
最近仕事で解決質問を事前に書いて、商談に臨んでいるのだけどこの本に書いてある取り組みを試している。何度も読まないと自分の血肉にならないよな。
とりあえず解決質問を多く作ることが大事、そのために少しずつソフトは触ったり、他の商談で解決の問題になりそうな質問の種を見つけてストックする。
ビジネス本3.「40歳の壁」を越える人生戦略 一生「お金・つながり・健康」を維持できるキャリアデザイン(尾石晴)」
タイトルにビビッと来て買った本。そういう本って大体失敗するんだけど、読んで良かったーー!と自分を褒めたいくらいに刺さりまくった。
アラフォー、もう多分バリキャリにはならなそう、今の仕事だいぶしんどい、なわたしにとって今後どう生きていくのかという指針を示してくれた。
仕事どうするか、の前に自分が何のスキル、価値観で人の役に立つかはしっかり言語化すべきだなあと反省。
余談ですが、職場の同僚が尾石晴さんの別の本を読んでいることがわかり、意気投合し、次に読む本も決まったし、voicyもいいよと勧めてもらったので、毎日の楽しみも増えました。本から広がる繋がりっていいな。
同僚に勧めてもらったvoicyはこちら。
おまけ:読書日記をつけているアプリ紹介
去年までNotionで読書日記をつけていたのですが、Xの相互フォロワーさんに勧められて、「読書管理ビブリア」というアプリを使い始めました。
これがめちゃくちゃ便利!!本の登録は紙の本であれば本にあるバーコードを読み込むだけで出来ますし、本のタイトルで検索も可能です。感想はメモに書けますし、何しろXで紹介したいと思ったときにAmazonのリンクが自動的にでるのもすごい…!
極めつけは読んだ本の冊数が月ごとと合計で数えられるので、冊数の管理も簡単です。
読書、いいペースで読めてる✨この調子だー。
— みよよ (@peneropi0704) February 1, 2025
今年7冊 合計7冊 の本を登録しました #読書管理ビブリア pic.twitter.com/6GtK7vru4y
もし読書管理に困っている方がいたらぜひ使ってみてください!
長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。
本の記録はXでは随時やっていますので、もしよかったらフォローしてください。本の感想を語りあいたいです。
気まぐれだけど今年はXでも読書記録つけてみる。めざすは年間50冊#みよよの読書
— みよよ (@peneropi0704) January 6, 2025
1冊目は招かれざる客 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) https://t.co/PxQqgLTTSQ
アガサクリスティーの本何冊か読んでもどんでん返しがいつも想像を超えてくるのってすごい、、今回も気持ちよく騙されました🙃