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見た目だけの箱根駅伝2024見どころ<総論>

あけましておめでとうございます。

毎年毎年「もうやめようかな〜」と思ったりしながら、もうこれを書き始めて何年経つのでしょうか。

しばらくぶりに会った人に「あれ楽しみしているんですよ〜」と言われることがよくあって、そう言われるとやめるにやめられないという。ちょうど良いタイミングで声をかけられることが多いので、そうなると長距離チェックに力が入るというものです。

さて今年も、見た目“だけ”の箱根駅伝の見どころ、本当に本当にそれだけ、そして偏見と好みに満ち溢れた暴論をお送りします。以前は女の子のような細身の選手がタイプだったのですが、筋トレ始めて1年経つので、筋肉に目が行くようになったのが変化でしょうか。

やっぱり正月早々、酒飲みながら鍛え上げられた美しい若者を愛でるのは最高!


<総論>

■上半身


近年、すっかり定着した感のある、肩甲骨が動きやすいように作られた背中の露出度が高いタイプのユニフォーム。これは非常によろしいですね。ランナーは細くて無駄な肉は一切ないですが、体幹をガッツリ鍛えているので、背筋がとても美しい。この美しさを堪能できるユニフォームバンザイ!

またこれは去年も書きましたが、厚底シューズが流行ってから、明らかに筋肉が増えてガッチリした体型の子が増えてきました。厚底シューズは体に負荷がかかるので、筋力が必要。そのため、厚みのある筋肉質なランナーが増えたように思います。以前は「薄くて軽い」感じの体型で、胸板なんてペラッペラな感じの選手が多かったのですが、今年はガッツリとした胸筋を持っている選手も多い。特にスピード系ランナーの多い東海大とか順天堂大学の選手の胸筋は目立つので、ぜひチェックを!

■下半身


一時期、下半身スパッツ勢が増えて心配になりましたが、今のところまだ少数派にとどまっているようで一安心。厚底シューズの影響で、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉が発達している選手が多くなっている気がするので、短いランパンでしっかりと太ももに入る筋肉の縦ラインを見せていただきたいと思います。

前腿が発達しているパワー系の選手を見るのも楽しみのひとつ。特に山下りの6区の時は前腿の躍動感が見やすいので、しっかりと目に焼き付けましょう。ただ、山の5区6区は寒いからスパッツ勢増えそうなんですよね。まあそこは仕方がないところなのですが…

■顔


イマドキの若者なので、みんなびっくりするくらい顔が小さくて手足が長い。ランナーは身長が低い子が多いのですけど、それでも手足が長い!一見すると175センチくらいありそうな体型なのに、実際は165センチくらい、という感じ。童顔で顎が小さく、歯が大きく見えるので、永久歯に生え変わりたての小学生か!?と言いたくなる。

そして毎年書いていますが、ぜひサングラスは外してほしい!!!!真のイケメンである東洋大学の酒井監督の「試合はグラサンを着用せずに顔を見せるべし」という指導が他大学にも波及しているのは、大変喜ばしいことです。毎年、4区と復路の8区以降は晴れると日差しが強いため、グラサン率が高くなるのですが、そこは帽子でカバーしていただきたいところ。童顔で小柄なランナーには、キャップがよく似合う!(小学生がひいきの球団の野球帽を被っているイメージ)特に白のキャップはグッときます!チームカラーでもあるので、白キャップの着用率が高い中央大学に期待!

■監督


去年とほぼ変わっていない内容ですが、1年前のことは皆さん忘れていると思うので、改めて監督編。

長らく東洋大の真のイケメン酒井監督を推してきましたが、今年も引き続き。同年代の監督の國學院の前田監督(駒大)、法政の坪田監督、大東文化の真名子監督、明治の山本監督あたりの同時期の箱根のスターと比べても、まったく変わっていないという恐ろしさ。坪田監督はやや面影残っていますが、真名子さんは見る影もないくらいに巨大化(去年よりはちょっと痩せたかも)、山本監督は輩オジ化。

立教大学の上野監督が退任したのは残念でしたね。彼は選手時代からなんか挙動不審な行動が面白かったので、監督でもいろいろやらかしてくれると思っていたので、非常に残念です。ある意味、特大のやらかしをしているわけですが。

中央大の大スターだった藤原監督は、今もあまり変わっていません、クールな雰囲気だけど、けっこう熱い激を飛ばすタイプ。

<大学別>

どの大学も駅伝で勝つこと、トラックで強い選手を出すこと、を目的にして選手を集めていると思うのだけど、大学によってカラーがあるのが面白い。それが10人も走る箱根駅伝は顕著に出るので、そこが見どころ。やっぱり監督も人間なので、好きなタイプのランナーがいて、そういう子に積極的に声をかけるのでわかりやすくなると思う。今年もわかりやすいのは、青学、国学院、東洋、早稲田、東海。

■駒澤大学:イメージ一新!ビジュアル的にも大本命!!


毎年毎年、駒澤大学を「芋洗い軍団」と書いてきました。しっかりした輪郭、ガッチリした肩周り、前世代感が漂う昔ながらの子が多かったのですが、今年は本当に一新されました!何が起こったのか!?大八木監督から藤田監督に変わって戦略が変わったのか?(←なんの?)めちゃくちゃかわいくてアイドルグループにいそうな子が多い!特に赤津くん、伊藤くんは本当にすごい。
実力的には、去年の3冠、今年も出雲、全日本と2冠はすでに取っていて、箱根も優勝濃厚な大本命。去年までは映る時間が長いのを「けっ」という気持ちで見ていましたが、今年はありがたい!大きく変わった駒澤を楽しみにしていてください!

■中央大学:実力もビジュアルもエース!タイプの違う吉井兄弟に注目


長らく低迷してきましたが、トップランナーだった藤原監督が就任してから上昇一途。去年は2位に。
上昇基調に入るキッカケは、藤原監督と顔も体型も似ている吉井大和くんが入学してから。彼ももう4年生。そして2年生の弟、吉居駿恭がいますが、この二人、非常に造形がよく似ています。でも、顔は似ているのに性格の違いを表しているのか、雰囲気が違って、タイプの違うイケメン兄弟、という感じに。どちらかというと兄の大和くんが童顔でやさしげな感じ、弟の駿恭くんが大人っぽくてワイルド感がある。弟のほうがお兄さんに見えますね。2人とも勝地涼に似ていると思います。
あと、去年の山登りを走った阿部くんは、ロケット団三浦に非常によく似ていて、演芸好き界隈をざわつかせました。

■青山学院大学:笑顔のかわいいジャニーズ軍団にスタイル抜群のエースが出現


明るい雰囲気のチームで、イマドキのかわいらしい子が揃う、一番今の時代感を表している大学。大学のイメージを裏切りませんね。山の神だった神野くんに代表されるような、小柄で細身の選手が多い印象だったけど、今年はスラッとした長身、スタイルの良いパーフェクトな選手がいる!おそらく主要区間を走る3年の太田くんと田中くんに注目です。
あと、フィジカルトレーニングが代々徹底していて、細身に見えるけど上半身の肩甲骨辺りに厚みがある筋肉をまとっております。童顔とのギャップに萌えよう。

■國學院大学:今年も健在!端正なフォームの金太郎飴軍団


みんな同じようなランニングフォーム、一時期の東洋大学のように、女の子のような華奢な体型、身長は低いのに手脚がすらっと長い選手が多い。均整の取れたブレのない走り方で、似たような選手が次から次へと出てくる金太郎飴状態。身長も体型も似たような選手が多い。推している3年の平林くんは、168cmの身長に脅威の43kg!その数字を裏切らない、本当に本当に細い二の腕と肩周りをぜひ見てほしい。

■順天堂大学:プリンス三浦くんのブレない美しさを見よ!


トラックでオリンピック入賞した大エース、三浦くんが何と言っても見どころ。順天堂大学は時々こういうケチのつけようのないエースが出てくるところが魅力ですね。三浦くんは色白で端正な顔立ち、バランス抜群のスタイルの良さ、苦しくなってもゆがまないポーカーフェースと崩れない美しいフォーム、ケチのつけようのないパーフェクトランナー。色素が薄くて王子様っぽい雰囲気もあるけど、そんな中性的なビジュアルなのにさすが鍛えられた胸筋の厚みもギャップがあってよろしい。

■早稲田大学:早熟エリート集団、突き抜けたエースが待たれる


高校のトップランナーが集まるエリート大学。推薦基準が厳しいと思われるため、高校時代に相当実績を残していないと入れない。そうなると、高校時代に安定した結果の出ている選手、つまり早熟型が多い印象のあるチーム。古くは瀬古さんや渡辺さん、大迫くんのような突出したエースが出るチームでもあるんだけど、最近は大学に入ってから伸びない選手が多いんだよな。実業団に入ってからは結果を出すようになる選手が多いので、潜在能力は高いと思うんだけど。
ビジュアル的にも、高校時代にトラックで好タイムを出している選手が多いので、スラッとしたロード型よりも、筋肉が発達した胸板ゴリゴリの選手が多い。顔もゴツい(老けているとも言う)。野武士軍団と昔から呼んでいて、今も小顔で手足の長いバンビ体型からは一番かけ離れていると思う。

■東海大学:スピードの源、熱い胸板に注目


エリート集団早稲田の流れで、早稲田と似たような選手が多いのが東海大学。佐久長聖高校の顧問だった両角監督になってから、スピードタイプのランナーがすごく集まるようになり、とにかく全員胸板が厚く、背中が広い。最近は肩甲骨まで大きくくり抜いたユニフォームが多いので、布の面積が小さくて胸板がちらちら見えるのよね(変態ですいません)。最近低迷気味であまり映らないのですが、ぜひ鍛え上げられた胸板を見たいので頑張って欲しい。

■東洋大学:酒井監督好みの選手が集まれば、そろそろ復活


伝統的に細身で折れそうな、女の子のような華奢なタイプが多い大学で、顔立ちも地味系のはかなげな雰囲気の子が多く、ショタ傾向のある私は長年推してきているのですが、最近は順位が低迷するとともに東洋らしい選手が減ってきた。まゆげ太目のしっかりした顔立ちの子が増えたんだよなあ(不満)。酒井監督(スラッとした選手が好きと公言している)のお眼鏡に合う選手がなかなか獲得できなくなったのだろうかと心配でもある。
今年はようやく、東洋らしい雰囲気のエースの松山くんが走れるようなので、順位も上げてほしいところ。

■法政大学:長身のイマドキオシャレ系が豊作!


法政と明治は自由なチームカラーで、茶髪だったり派手なグラサンだったり見た目の情報量が多いことが特徴。特に今年の法政は、パッと見ただけで明確に長身の選手が多く、小柄な選手が多い青学や国学院が小学生のような集団なのに対し、普通の大学生感が一番あるチームかもしれない。思い返すと、坪田監督も今は駿河台大学の徳本監督も、当時としては恵体で普通の大学生っぽい感じでしたね。そういう選手が好きなんだろうな。
フォームもバラバラで、バラエティ豊かで面白い。実力的に空気になりそうなのは不安ですが、1区と6区の点呼で呼ばれるタイミングを見逃さないようにしましょう!

■帝京大学、国士舘大学、城西大学など:掘り出し物の上級生を見つけよう!


ここは毎年同じことを書いております。地味な大学で、トラックシーズンにあまり目立たないため、箱根で初めて「こんな選手いたのか!」と、びっくりすることが多い。高校時代に実績がなく、大学で練習を積んで3,4年になって出てくる選手で、長身でスタイル抜群、大人の雰囲気をまとってくる。センスよりも練習量で上がってきているので、フォームは発展途上で固まっておらず、そのせいか箱根の20キロに対応しきれずに最後はブレブレにゆがみまくってなんとかたすきをつなぐ、というシーンが多々見受けられます。鍛え上げられたイケメンの苦悶の表情がたまりませんね。

例年通りに変態感満載ですが、1年に1度、大手を振って酒飲みながら美しい若者を愛でるチャンスです。さあ、おいしいお酒と肴を準備して楽しみましょう!


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