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イスタンブール子連れ旅 part2

2019夏に行ったイスタンブール旅、振り返り、続編です。トプカピ宮殿、エジプシャンバザール、ガラタ橋、街角の風景、見晴らしランチと食べ歩きサバサンド。最後にトルコの印象を、その後に行ったスウェーデンと比較して、書きたいと思います。

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観光2日目は、地下鉄→トラムでsultanahmet駅→トプカピ宮殿へ。写真はトラムの駅ですが、朝は空いていました。

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トプカピ宮殿入口はアヤソフィア一帯の広場から「アフメット3世の泉」に向かって歩くと、入口の門に着きます。10分位。宮殿入口がわからず、色々聞きながら到着。

今までも、旅行中に広い名所や建物の入口がわからない事、何回もありました。ガイドブックの地図やGoogleマップに、入口の表示をお願いしたく。

トプカピ宮殿は、ハレムも回ると、数時間かかります。模様好きの私は、ここが一番印象的でした。宮殿は、表の宮殿部分とハレム(大奥みたいな後宮)の2つに分かれています。

まずは表部分から。緑に囲まれた建物がいくつもあります。お宝が見れたり、謁見の間などもありますが。私が気に入ったのは、海に近い所にある開放的な建物群。図書室など、とにかく模様が美しい。

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一番海側にある展望台から、ボラポラス海峡や金角湾が一望できます。すぐ下の写真はアジア側。更に下の写真がヨーロッパ側です。泊っていたホテルはこの丘の上にあります。

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ランチには、展望台の少し手前にある階段を下り、景色の良いレストランに入りました。(トプカピ宮殿敷地内です)海峡ぞいのオープンエアの席がお薦めです。メニューはケバブなど、普通の味ですが、疲れた足を休めつつ、かつて王様が見ていたのと同じ景色を見ながら、ランチできる幸せ。(レストランの名前:Konyali)

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ちなみに見えているのはアジア側。この海峡をこのまま40キロ程行くと、地中海から黒海に抜けれます。宮殿のある場所そのものが、交通の要衝ですね。

さて、ランチ後はハレムに。奥方や女性達が住んでいた後宮です。内部には写真の様な、豪華で美しい部屋もあるものの、殆どの部屋や通路は、閉ざされている迷路の様でした。建物の最初の薄暗い通路に鏡があって、もう外には出れないのではと思うような怖さがありました。

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下の写真奥にハレムが続きます。複雑に建物が入り組んでいます。

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外に出て陽を浴びたら、ほっとしました。

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ハレムを後にして、トラムで数駅でエジプシャンバザールに。スパイスマーケットとも呼ばれる小規模な市場です。

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市場の裏に、内部が美しい小さいモスクがあると聞き、裏通りに行ってみましたが、結局見つけれませんでした。観光客ではない人達で、ごった返していました。

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海辺の広場に戻ると、翌日がイスタンブール市長選で、選挙運動の真っ最中でした。後でニュースをみたら、この方が当選していました。写真だと静かに見えますが、ホントは大音量の音楽がかかっています。

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ガラタ橋を徒歩で渡ります。両岸の景色が見えて、おすすめです。橋の道路下の水面に近い所にレストランが連なっています。名物のサバサンドをテイクアウトしました。揚げたてのサバのフライと野菜がパンに挟まっています。とっても美味しくて、娘と取り合いでした。

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橋の欄干から釣りをしているおじさんも結構います。何を釣っていたか、わかりませんでした。

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トラムとケーブルカーに再び乗って、ホテルに戻ると、フロントから紙のお知らせが来ていました。

「明日は市長選だから、外出に注意して。今日は夕方6時からレストランでも、バーでも、お酒出しませんので」との事。

学校のトルコ人のお友達からも、「明日は市長選だから、市街には行かない方が良いよ」というメールをもらいました。その代わりに、郊外に行ったら?と、お薦めを詳しく教えてくれました。次の日は早朝にスウェーデンに飛ぶ日だったので、郊外のお薦め場所には行けませんでしたが、行ってみたかったです。

次の朝、早朝に空港へ。警官もいて、セキュリティチェックの所は緊張感があります。保安官の横にいた、強面の女性警官に手招きされ、「ちょっと、来て」と言われました。私、何かしたかしら?と怖々近づくと…。

「あなた、ズボンのチャック、開いてるわよ」と。早朝、寝ぼけまなこで支度して出てきたので、ずっとチャック開けっぱなしだったのを、女性警官が、親切に離れた場所で教えてくれたのでした。はー、焦った!優しい方でした。

最後に、トルコのまとめ。イスタンブールの観光エリアに2泊しただけなので、見えた部分は、ほんの一部でしたが、思っていたより、普通に過ごせ、新しい部分も多い街でした。一方で、まだ治安には警戒が必要と感じました。少し割高でも、リスクを最小限にした方が良いと思います。

イスラム文化的な要素は、観光地に残っています。街では、アジアの雑然とした雰囲気を感じました。私は、どこでも同じグローバル企業の店が並ぶ表通りより、こういう雑然とした雰囲気に貴重さを感じます。私はドイツから飛んだので、日本の下町に似た雰囲気に、懐かしさを感じました。

トルコは若者の人口も多く、活気がありました。スウェーデンは成熟した静なら、トルコは動。まだまだ発展する勢いを感じます。

2020年オリンピック開催地は最後にイスタンブールと東京が争いましたが、もしイスタンブールに決まって、今もコロナがなければ、発展しているトルコの現状や活気を広く知らせるチャンスだったと思います。

トルコは、成長期の勢いがある、かつての日本の様で、スウェーデンは、これからの高齢化した日本の活路を考えさせる国でした。

スウェーデン 食器旅へつづく…。













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