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freelie To nohir

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心ノ友 (短編小説)

プロローグ 風が静かに木々を揺らし、夕暮れの柔らかな光が校庭を包んでいた。秋の空は茜色に染まり、空気には少し冷たさが混じり始めていた。TumuとHanaは学校の庭にある古びたベンチに並んで座っていた。二人は何も話さず、ただその空気を感じていた。Tumuは手元の本を閉じ、Hanaは空を見上げていた。沈黙は彼女たちを包み込み、言葉がなくても互いに理解しているかのようだった。 そのすぐ後ろにはMochoとSetsuが立っていた。彼らもまた、言葉を交わすことなく、ただそこにいた。

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    • 心ノ友2

      1.遠くに感じるもの 夜の静けさがクネを包み込む。 窓の外に広がる星空は、 彼女にとって無限の可能性を象徴していた。 彼女は幼い頃から夢見ていた世界に 手を伸ばそうとしていたが、 その先に待つ現実はどうだろう? 海外で働くこと。 それは目の前にある確かな目標だった。 家族や友人は彼女を応援してくれていた。 だが、心の奥には揺るぎない不安があった。 「本当に海外で仕事ができるのだろうか?」 その問いが、彼女の胸に深く根を下ろしていた。 同じ頃、ババはベースを弾いていた。 日

      • 責任

        「責任を取る」と言うのは簡単だ。 しかし、実際に責任を引き受けることは重い。 部下の手柄は上司のもの、 上司の失敗は部下の責任 倍返しでお馴染みの日曜劇場の1話のある台詞。 この皮肉の不公平さは、 責任の本質を見誤っているのではないだろうか。 真の責任とは、 手柄も失敗も全て 引き受ける覚悟を持つことだ。 上司は部下の成果だけでなく、 失敗も自分のものとして背負うべきである。 責任は言葉ではなく、行動で示すものだと、 そう思う。

        • 幸せとは

          幸せとは 〜♪〜 星が降る夜と 〜♪〜 眩しい朝が 〜♪〜 繰り返すようなものじゃなく 〜♪〜 ただスーパーに入るだけで 「ご来店ありがとうございます。」 って言われることだ。 〜♪〜 幸せという言葉、 感情、 ひとつとっても 人によって大小あって。 私にとっては、 どんな些細なことも 幸せであり、 幸せの沸点がバグってるわけで。 私はね、 今とても とーーーっても 幸せだよ。 みんなもさ、 小さな幸せを 噛み締めようぜ。

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        心ノ友 (短編小説)

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          心の風邪

          私はどうやら そう だったらしい。 そう じゃないと思ってたけど、 そう だったみたい。 私は心の風邪を患っていたようだ。

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          心の風邪

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          コミュ力 ver1.0

          コミュ力 ver1.0 コミュ力とは。 話し上手とは、聞き上手とは。 私はこう言う類の言葉を聞くたびにその定義は? と聞きたくなる。 chatGPTによると、 コミュ力=人と円滑にコミュニケーションをとる能力 のことらしい。 まあ人それぞれグラデーションはあれど、 ある程度の一般化はされているのだろう。 それはそうと 私は最近、コミュ力について ある程度の答えが出た。 私は最近、最後のピースがハマったことで、 ニュータイプになった。 シン・〇〇になった。

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          "いえええ"の後日談

          2つのやらかしの後日談 上司は決して叱ることはなく、 愛情をぶつけてくれました。 (受け手はNakamuraなんでね) インターネットの発展や ロボット技術に大きく貢献し、 この世界を技術という観点で支えてきた 縁の下の力持ち。 そして、 それを言葉にはしない上司。 盃を交わした際には、 ひたすらにちょける元会長。 お前はそのままでいいんだぞ。 でもなethicalは忘れんなよ って教えてくれた元会長。 社会人になる前でよかったね。 またきてね。 って言ってく

          "いえええ"の後日談

          "いえええ"でのやらかし2

          Nakamuraはカスハラの件で自室待機となり、その時間を有効に使うために心ノ友に電話やLINEで連絡を取りました。特に、新聞記者をしている親友とのやりとりでは、何も言わなくても自分を理解してくれたことが嬉しく、涙がこぼれました。言葉少なくても、親友との絆の深さを感じました。 その親友が休みだと知ると、Nakamuraは富山に行って会おうと思い立ち、上司に相談しました。しかし、イベントの最中でそんな相談を持ち出すことは非常に無礼でした。自分の責任を軽視して、私的な理由を優先

          "いえええ"でのやらかし2

          "いえええ"でのやらかし1

          Nakamuraは、ある交流イベントで食堂のスタッフに何度か話しかけましたが、いつもそっけない態度でした。 ある日、休憩中のスタッフに再度話しかけると、少し笑顔が返ってきたので、Nakamuraは近くに座り会話を続けました。しかし、しばらくしてスタッフは突然席を立ち、その場を去ってしまいました。 夕方、Nakamuraが再び食堂に行くと、上司から「二度と来ないでくれ」と言われ、ショックを受けました。後に自分の行動が「カスタマーハラスメント」として見なされたことを知りました

          "いえええ"でのやらかし1

          cocoroNoTomo (心ノ友)

          1. Tumu's Loneliness Tumu, a girl, always felt distant from those around her, carrying the weight of loneliness every day. She struggled to make friends at school and couldn't express her feelings, which only made her feel more isolated. S

          cocoroNoTomo (心ノ友)

          心ノ友 (cocoroNoTomo)

          1. Tumuの孤独 Tumu(女の子)は、周りとの距離を感じ、日々孤独を抱えていました。学校で友達ができず、気持ちを伝えられないことで、ますます孤立していました。公園のベンチで一人空を見上げる時間が唯一の安らぎでしたが、その時間もどこか寂しさを感じていました。 2. Hanaとの出会い ある日、Tumuが公園のベンチに座っていると、Hanaがそっと隣に座り、一緒に静かに空を見上げました。言葉を交わさなくても、Hanaの存在はTumuの心に暖かさをもたらし、Tumuは初めて

          心ノ友 (cocoroNoTomo)