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【男性の育休】未来を考える。

育休をとっています。
まだ子どもは産まれていないので、色々思うことを書いています。

最近、SDGsがよく言われ、世界の「未来」のために何ができるのか、何を残していくのか、話題になり、議論や行動がされています。

ただ、「未来」と言っても、なんとも難しい。

子どもの頃は、「未来」は夢のように想像で大きく膨らんでいましたが、あの頃の「未来」は、「今」または「もう過ぎた」気がします。あの頃と比べると、色々変わっているのだとは思いますが、どうも、しっくりこない・・・。

SDGsの2030年は、今から8年後。逆に今から8年前の2014年を考えると、今と何が変わっているのか・・・、と思うと「未来のために」と言われても、と思ってしまいます。

と、なんとも言えない状況ではありましたが、今、育休に入っている、つまり、子どもが産まれる、ということを考えると、また少し「未来」の見え方が変わります。

10年経てば、小学生になり、15年経てば、中高生になり、20年経てば、大人になって・・・と、「未来」に物差しがつくので想像しやすい。8年後も、小学2年生か、と思うと、まぁ「未来」なのかと思います。

子どもが「未来」だ、子どものための「未来」だ、と言いますが、そりゃ自分の子どもが生きやすい世界になればいいなとは思いますが、ちょっとそれもしっくりこない。自分もまだ生きているだろうし、子どもも世界と関わろうと懸命に生きていると思うと、共に生きる方がよいのかと思います。それは「未来」でなく、「今」の延長線上ではないでしょうか。

では改めて、どんな「未来」で、それのために何をするのか、考えてみます。

この「未来」はずっと先なのか、100年後、200年後なのか、というとそうでもない。どちらかというと、ずっと近くの1秒後、0.1秒後、という、ちょっとだけ先のことな気がします。それが自分の手の届く範囲、というよりも、もっと広い、世界や地球規模のイメージ。つまり、「未来」は、0.1秒後の「世界」の方が、逆にリアリティを感じてしまいます。

では、そんな「未来」にできること。それは、まさに、今やったこと。「未来」とはなんなのか、「世界」とはなんなのか、「自分」とはなんのか、「子ども」とはなんなのか、ちょっと立ち止まって考えることも1つだと思います。




・・・こんなことをただ考えられるのも、早めにとった育休の良いところかな、と思いました。


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