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自信をなくした女がmamamooに出会った

 最近とにかく自信がない。自己愛がどんどん低くなっている。色んなことが重なり、なんだか中高生のトラウマを思い出すようなことがあって、アイデンティティすら見失うような迷走中。

 そんな時に出会って、痺れてしまったグループがいる。

 その名もMAMAMOO

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 彼女たちは韓国の4人組のガールズグループで、最近、台湾のインディーロックやK-POPを掘り進めていくうちに出会ったのだけれど、これがめちゃくちゃカッコいい!!!元々その界隈にあまり詳しくなかったので語弊があるかもしれませんが、脚が長い可愛い女の子たちがポップに踊るっていうK-POPのイメージを覆されました。ああ、彼女たちみたいなことをガールクラッシュな魅力っていうのだな…と思いました。

 自信をなくした私に特に響いたのが、(再生回数的に)おそらく彼女たちの代表曲である"HIP"。

 HIPってまあスラングなんですが、簡単に言えばカッコイイ、みたいな。イケてる、オシャレ、みたいな感じ。

 他人のことは気にせず、私は私らしくかっこよく生きるわ。ということを歌った曲です。

세상에 넌 하나뿐인 걸 근데 왜이래 네 얼굴에 침 뱉니 (칵투) -世界にあなたはひとりだけ でもなぜまた自身の顔に唾を吐くの?

 あなたは一人しかいない、自分自身しかいないのに、どうして自分の顔に唾を吐くの?という言葉にビリビリ来てしまいました。PVで、エキゾチックな魅力を持ったメンバーであるファサが、子供の目を塞いで、 칵투!とツバを吐くような、いわゆるキリングパートなのですが、とてつもなくかっこいい。彼女がオーディションで言われた「君は個性的で魅力的だけど太っていて可愛くない」という言葉を受け、打ちのめされて泣いた後、「私がこの時代の美の基準に当てはまらないのなら、別の美の基準になってやる」と決意したと言ったのは彼女の名言であり、そのまま彼女の生き様を表している言葉ですが、これを踏まえるとこの曲の説得力が数段増します。

 私がやればなんだってHIP。って曲ですからね。

 そしてファサのパートに続くムンビョル嬢のラップパートが顔から動作から何からかっこよすぎて。ムンビョル嬢、かっこよすぎませんか…宝塚の男役の方みたいにオーラあってイケメン… 

 そしてフィィンちゃんの無敵女子感、ソラさんの柔らかいのに強さを秘めた美しさにも気付かされ、気付いたらMAMAMOOの虜です。

 ダンスもかっこいいの。サビでHIP,HIPって左→右と重心移動する振りがめっちゃ好き。

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 ここね。(どうしても言いたかった)

 この曲を聴いて自分に自信が持てるようになりました、とまではまだ言えないけれど、それでも底なし沼からは引き上げてくれた

 もう少し頑張って生きてみようかなと思えた。

 私にとって、そんな曲です。


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