あー、こわいこわい

旅に出ると「一緒に行きたい」という人が現れる。とてもこわい。下手な断り方をしてしまう。断れればいいが断れず巻き込まれる。しかも、こわくて緊張しすぎて「一緒」を読み違える。

幼いころ「一緒」に応えられなくていじめられた経験があるからと思う。そして、大人になってそれらに過敏だったから恐怖が蓄積されとる。気にしないスイッチで対応したと思ってたけど、けっこう辛かったんやな、いじめられたの。

言葉の定義はみんな違う。「つもり」は同じでないことが多い。わたしはそれを確認するのが私だけなのはなぜだろうと思う。みんなエスパーか何かだろうか。そうねそうねと言うていたのに「本当はイヤ」って告白されるのも混乱する。なぞや。

私は人なのに他の人とは違っていて、普通わかるところがわからないからショックが起きるのだろうと思っていた。そして相手にも同じようにショックを与えるかもしれないと考えてた。

いっぱい考えたえれど、最近は、びっくりさせないため事前に手を打つ必要はないのかしら？って思い始めた。驚かれても、悲しまれても嫌われても、それも人生のいろどりかもしれないなと。

たぶん、わたしはもっと全部を信頼していいんだと思う。

あー、こわーいこわーい。