ぴよぴ世は、お互いが違っていても困らない世界。
スキを極める
もっとも追求してはっきりイメージしておくのはスキだと思う。
「どんながスキなの?」
スキを極めながら暮らしをお手入れしていくといい感じに仕上がる。
嫌なことも困ったことの探求も「じゃあどんながいいの?」と好きから始める。
どれよりどれがいいという話ではない。私の全部の中に、スキを追求していくことが重要なポジションにあるということ。
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どういうことか更にくわしく
この世には心配事がたくさんあるし、心を引き裂かれるひどいことも切れ目なく存在している。
ずっと観察してきて私は考えた。
私がこれから死んでいくまでにはもう50年無い。
20年くらいはあるのかな。
私はどんな世界に生きたいのかって。
自分の暮らしや世の中を観察してて、雑なんだと思った。
布のはしきれや短くなった糸をだいじに箱に詰めて、またそこから素晴らしい作品を生む人たち。野菜のクズを畑に戻すと買いたいほどの栄養になることとか、そうする様子を見せてもらって自分もやってみて、色んな物や事と交流を深めて愛しさを増している。もったいないとか、環境にいいとか、大切にするのもあるけど、これらは魔法のようで芸術でコミュニケーションで哲学でとても面白い暮らしの遊びだった。
互いをよく見ていくと、プラスチックにも衛生状態が命取りになる人を助け続ける仕事があるのがわかる。ソコに何があるのか。
友達のことを知っていくよう。
子どもの育ちを楽しみに思うみたい。
人も物も、自分にぴったりな生き方があるのではないか。
私は、しっかりと好きになるほど知らないのではないかと思う。「ああ!そうだったのですか。ステキですね、愛しいですね!』
存在が愛しくなる。
ほんわかあたたかくいきましょうねってことではない。
愛しさがあればがしがしケンカできるし、ネガティブもポジティブも怒りも悲しみも全部チームの一員になる。
だから、私はスキから考えてみてるのがスキだ。
これは人それぞれのこと。
人がひとりひとり自分の好きを生きる互いの違いこそが、
のびのびとした世界をつくる。
私が叶えたいのは生まれてからずっと、
お互いが違っていても困らない世界。