私がインドネシアで大学教員になった方法

インドネシアで就職する日本人はジャカルタなどの一般企業への就職が大多数かと思います。

私が日本の大学院修士課程を修了した時、学術の世界に進もうと考えてました。

日本だと修士課程修了しただけで就ける大学教員のポストは限られています。特出した業績が無いと難しいでしょう。

でもお世話になったUGM(ガジャマダ大学)の先生方には大学教員として教壇に立ちながら博論執筆を続ける方も結構いました。

所謂論文博士。

私は元々極度の寒がりで、常夏の気候が自分の体に合っていたし
インドネシアを離れると研究対象のワヤンも観る機会が激減するので
できればこのままインドネシアで研究しつつ働けば良いなぁ…と漠然と考えてました。




でも、

インドネシアで大学教員になるにはどうするの???


ググれどもググれどもインドネシアの大学教員になる方法は出てこない。

そりゃそうだよ。絶対数そのものが少ないもん。

そこで、以前日本でインドネシア語を習っており、今は某私大日本語学科長を務めている知人に聞いてみた。

「D先生、お久しぶりです。お元気ですか?
この3月に修士課程を修了したので大学教員として働きたいのですが、方法が分かりません。大多数の日本人は一般企業に就職してしまうので。
D先生はどのようにして現在のお仕事に就かれましたか?
お時間ある時にご教示いただけたら幸いです。」

こんな感じのメッセージをインドネシア語で送ったかと記憶している。


その数週間後、こんな返信が来た。

「ウチの大学の日本語学科でネイティヴスピーカーとして働きに来なよ!とりあえず履歴書を明日明後日までにメールしてね。」


展開、早っ!!!

そして履歴書送信期限も早っ!!!




という訳で、

私がインドネシアで大学教員の職を得られたのは

コネです!



インドネシアは日本以上に人とのご縁がモノを言う国ですが、大学への就職がコネで決まるのは日本と同じ。

皆さん、人とのご縁を大切に。


さて。

「明日明後日までに履歴書送ってね😉」

と言われた私がなぜ短時間でインドネシア語の履歴書を送信できたかは
https://note.com/pelli_yukari/n/ne9b7a454a582
を読んでね💕

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