見出し画像

服とカラダと私。

2023/11 カバンと靴について追記。



【服の話】

服って、すごいんですよね。
着ている服の似合い方とかでテンションは大きく変わりますし。
カッコいい制服とかの職場だと、働く人の士気も上がりやすい気がします。
まぁみなさんご存知でしょうけど。


ところで、ツイートにも書いたのですが、僕が色々服を着てきて思うのが、服というのは3種類あります。


・「やらない方が良いことを教えてくれる服」
・「やらない方が良いことをオススメしてくる服」
・「自由にやりたいようにやらせてくれる服」


この3つです。


それぞれ、どういうことかを先にもう少し解説します。
そのうえで有料部分には個人的に着た感想をブランドごとに紹介します。
といっても僕は服好きではもともとないので、そんなに多くはないです。


では何故有料にするかというと、正価で買うと良い値段する服がそこそこあるからです。
ここで紹介することでそれらの古着が買いにくくなると僕も普通に困るので、ちょっと邪魔するための価格設定です。


さて、それでは解説です。

服が教えてくれる「やらない方が良いこと」って何でしょうね。


これを簡単に定義すると

・大胸筋を頑張らせる≒胸を張る
・僧帽筋を頑張らせる≒肩肘を張る

になります。
何故これがやらない方が良いかを語ると長くなるので、乱暴にまとめると、巻き肩とストレートネックを誘発し、メンタルの状態に対してかなり悪影響を与えるからです。


人間は原則どこにも力みがない状態が理想です。

※「力みがない」と「脱力している」はまた異なるのですけど、今回は身体の感覚論の話ではないのでスルーします。

しかしながら、現代の服の多くは
「胸と肩の筋肉をアピールするとカッコよく見える服」
というデザインになってます。

言い換えれば

「胸と肩を力ませないとショボく見える服」です。


服にお金をかけるのがなかなか難しくなった時代においては、自分の身体を鍛えて、安い服でもカッコよく見せようぜ、みたいな機運も感じます。


その発想は僕は好ましく思うのですが、それをやると長い目で見た時にあまりよろしくないんですよね。
ガチなトレーニーたちはそこまで問題ないのですけど、ゆるくやってる一般人にこそ問題が発生するんです。

というのも、トレーニーたちは全身をバランスよく鍛えるんですが、ゆるゆる一般人は自分の好きな部位だけ鍛えがちです。
結果的にバランスの崩れが加速度的に大きくなりやすいんです。


胸と肩はデカいと確かに頼もしく、かっちょいいです。僕も認めます。
なんなら僕もその体形に近づけようとしたこともあります。
早々に怪我して合わねぇな、と判断しましたが


話を戻しますと、着ている服によっては、胸と肩に力を入れることを推奨してくるわけです。


一方で、胸と肩に力を入れるとダサくなってしまう服もあります。


それが「やらない方が良いことを教えてくれる服」です。


これは高くなっても僕は困らないのでどんな服かというと、和服です。
より正確に書くと、「布を身体に巻き付ける様式で、布地にある程度の硬さがあり、要所で締めて着るもの」です。

東南アジア系の服も近いものはいくつかあるのですが、西洋文化との和合の影響や、布地に通気性を求めることもあり
今のところ一部の道服、道着、和服などが該当します。

これらの衣服は、やらない方が良いことをやるとすぐ教えてくれます。
あっという間に着崩れるんですね。

これらの衣服を着崩れないように着るだけで身体性は著しく良くなっていくというのが、色々見てきた僕の感想です。


そして、個人的に好きなのが

「やりたいようにやらせてくれる服」です。

これらは何も教えてくれません。オススメしてくることもありません。


服サイドから「好きにしなはれ」と言わんばかりに締め付けることもなく、寄り添ってくれます。
登山に使える服のいくつかや、南米系のポンチョやああいう服がその傾向が強いです。

ここまで読んでいただいたら、あとはご自身で、自分の着られている服がどういうものか、自分の感性で判断しながら選ぶことも可能だと思います。


あれ?判断しにくいですか。そうですか。
では、判断基準をまとめますね。


・肩の動かしにくさ
・胸を張らないとカッコよく見えないかどうか
・デザイン的に胸を張ることを推奨してないか

(ジャケット系は一部のハイブラを除くとだいたい推奨してる)
・腰を反らすことを推奨してないか
(女モノでよくある。尻にかかる後ろ身ごろが骨盤が前傾していることを基準にしてるものとかは腰が反りがち)


この4つです、基本は。
あとはその時々のご自身の身体性に合わせて調節しましょう。

※追記)
肌着に関して質問頂いたので、追記。
残念ながらここは男向けの内容です。
僕のオススメはパタゴニアのキャプリーンとミレーのメッシュパンツです。
両方とも放置してくれる系の使いやすく着心地の良い下着です。


2023/11/3 追記)

【カバンと靴の話】


自分が整体院を開業して3カ月ほど経過しましたが、カバンと靴に関してもかなり重要だな、と感じたので追記。

カバンも靴もある共通するところがあって、それは基本的に「移動の時に用いるもの」ですね。

体重も含めた重心の移動が行われる際に使われるアイテムなわけです。


僕らは立っていたり座っていたりすると気付きにくいのですが、常にバランスを取ろうとしています。

なので、カバンも靴もそのバランスをとろうとする能力を阻害しないものを選ばれると良いです。


カバンに関しては僕はリュックを強く推奨してます。
というのも、肩掛けカバンやハンドバック、トートバッグなどはどうしても重心の左右差が大きくなってしまいやすいからです。


僕自身、いまだに中高6年間で使用した制カバンが肩掛けスタイルだったので、背負い方の影響で重心が少し狂っていて、思い通りに動いてくれない箇所があって苦しんでいます。


身体に合ったリュックを使うようになって3年ほど経過しますが随分とマシになってきました。


僕がオススメしているのは基本的に登山ブランドのリュックです。
やはり長時間の運動や重量物を背負うことを想定されて設計されているので、身体の重心とのなじませ方が普通ファッションブランドのリュックと比べると、けた違いというか、比較するのも失礼なくらい良いです。


僕はミステリーランチのアーバンアサルトってのを愛用しています。
最近、廃盤になってしまいましたが、後継機としてカタリストってのが出てます。

めちゃめちゃ使い勝手まで改善されてて、今もっか欲しいカバンNO.1です。


ほかにも、アークテリクスのマンティスや


ミレーのEXP20+

https://www.millet.jp/c/hardware/backpacks/MIS0696


ここらへんはマジでおすすめです。
特にミレーはビジネスカジュアルとしても使いやすいし、PCも運びやすくて強い。興味あるならぜひ、お近くの好日山荘とかのアウトドアショップで背負ってみてほしいです。


靴に関してはスニーカー一択です。
革靴とかヒールとかブーツとか色々ありますけど、スニーカーがやっぱり強い。

トレッキングシューズも悪くはないんですが、都市の舗装された道では地面が高反発過ぎてしんどいところがあります。


そして、靴のブランドはめちゃめちゃたくさんあるんで、悩まれると思います。実際難しいです。

個人的に、足の甲の高さと幅によってオススメのブランドが変化します。


スニーカーは足の甲の高さに関してはそこそこ対応力が高いんですが、幅に関しては靴というアイテムの構造上、幅の調整がどうしようもないので、選ばれるときは足の幅を相性の目安にすると良いです。


今どきは、お店によっては行けば足の形の測定をしてくれて、自分の相性の良いブランドを提案してくれるので、そのサービスを利用されるのも良いと思います。


石井スポーツやゼビオなんかでもやってた記憶があります。


その中でもこの数年僕が履いてきた中でダントツでオススメなのはHokaOneOneのボンダイです。

履き心地が尋常じゃないです。
僕はボンダイ5.6.7と履きましたが、マジでオススメです。
唯一オススメできないのが、値段。まじたけぇ。
(日本円まじ頑張ってくれ)

カバンなら何とか3万円くらいまでなら我慢して出せると思うんですが、消耗品度合が高い靴にそこまで出すのは勇気が必要ですよね。


というわけで、僕自身は最近はニューバランスのフレッシュフォームを使ってます。


充分いい値段がするんですが、ニューバランスは結構割引セールの対象になることが多くて、僕はそのタイミングで狙って買いました。

正価が19800円だったのがセールとクーポン併用で10000円ちょうどくらいで買えました。マジで強い。


フレッシュフォームも足元の包み込み感と柔らかな履き心地が最高なので、これまたお近くの店舗で試してみてほしいです。


養身房で施術しながらはここまで話せないので、ちょっと熱めに語りました。





以下、有料部、ユニクロとかのファストファッション系統を着た感想と、個人的なオススメブランドの紹介です。
女物は全然わからんので、ご容赦を。
(見た感じ、オススメブランドに関しては、男女問わず良さそうです)
あと、ネタ抜きで紹介してるブランドの古着を狙わないでほしい、わりとマジで。書かなければ良い話なんですけど、それは嘘つくみたいで嫌なので。


【各ブランドごとの雑感】

ここから先は

2,029字

¥ 5,000

僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。