地震マジ怖すぎワロエナイ
【はじめに】
今回は頻発する地震に怯えた僕が、自分で調べ学習していく中で、みんなの会話から出てきた防災グッズアキネーターってあったら便利だなあ、というアイデアの元に、考え方を提案してみるものです。
プロの監修が入ったわけではないので、足らずもあるはずですが、そこは各位ご自身の状況と照らし合わせて、良い感じにしてください。
それでは、はじめていきます。
【何を準備したら良いん?の、前に】
今回、僕自身が地震に備えるってなった時に最初は、普通にそろえようと思ったんすよ。色々と。
でも、ふと気づいたんすよね。
どこで地震に出逢うか、と、どこで復興を過ごすかによって全然必要な対策が異なるんすよ。
たとえば、勤務先で被災したら、と考えてみますね。
そうすると、勤務先に置いておくべきなのは食料とか水ももちろん大事なんですけど、無事に家に戻り、その後必要に応じて移動できる装備じゃないです?
たとえば、自宅で被災したらどうでしょう。
移動が必要ならば、移動特化装備が必要です。
でも、そうですね、電気とガスと水が止まったけど、家自体は無事。
となったら、どうですかね。移動はあんまり必要ないですよね。
となると、その場合は不便なインフラの中で、インフラが復活するまでの間暮らしていく準備ですよね。
というわけで、皆さんにおかれましては、ご自身がどんな準備を必要としているのかをまず考えてみましょう。
Q1.今回準備する装備は、どこで被災することを想定してますか?
Q2.被災した後の基本方針は決まってますか?
Q3.何人で被災することを想定しますか?
ここを考えてみてください。
そのうえで、僕自身が調べてみたことと、阪神淡路大震災や大阪北部地震、鳥取県西部地震、福岡西方沖地震と何故か妙に地震に出くわした経験からまとめていきますね。
【被災した時の環境を考えよう】
実際に、ある程度以上の規模の地震に出くわした時はまず迅速に自分のいた建造物からは脱出しますよね。
で、津波の有無を確認して、避難が必要なら即その場からの退避。
津波が来なさそうでかつ、自宅やその時に身を寄せる建物が壊れた様子がなければ、いったんそこで様子見、みたいな流れですよね。
で、そこから、被害状況が明らかになってきますよね。
電気がつかないな、とか。ガスが逝ったか…とか。
やべえ、水が出ねえとか。そこらへんすね。
さて、ここらへんから色々考えることが出てきます。
基本的に緊急事態になった時に、優先的に確認したいのは
1・空気の確保
2・体温の確保
3・水の確保
4・食料の確保
5・明かりの確保
みたいな感じです。
それぞれ、我慢できる限界が3分、3時間、3日、3週間、ってなるんですね。
明かりはまあなくても何とかなるんですけど、手元が見えないと怪我のリスクがぐっと上がるので早めに確保はしたいですね。
空気が確保できない場合、というのは多分水中にいらっしゃるんで、地震はあんまり関係ないかな、と思いますので今回は省略しますね。
次、体温の確保です。
何らかの理由で濡れるなどしてしまっているなら、迅速に着替えましょう。
特に、冬場はうっかりするとあっという間に低体温で命を落とすので。
そこまでいかなくても、靴が濡れて靴下もびちゃびちゃ、とかでも充分に凍傷や皮がふやけることによる擦過傷のリスクを負います。
移動しない時に擦過傷で痛くて動けないというのは避けたいですね。
で、その次が水の確保です。
日本の場合、断水と言ってもそれなりに救助が来やすいかつ地域によっては煮沸すれば飲める井戸等もあるので、2~3日分の水、1日2リットルの飲料水として、10リットルほど自宅に確保できてたら良さそうっすね。
で、食料、と続きますけど正直、食料に関しては低血糖で倒れてしまうことにさえ注意してれば最低限のカロリーとビタミンの摂取で良い気はします。異論はもちろん認めますけど。少なくとも3週間どこからも食料の供給が不可能な状況というのは想定しにくいです。
とまあ、確認したい事項がこんな感じですね。
そのうえで、前段の問いを考えてみます。
A1-1.勤務先等の移動を前提する場所
まず、移動を前提とする場所。
ここで被災した場合、まず移動先があるわけですよね。
さて、そういう場所で最重要なのは足元です。
歩けないと話にならないので。
これは東日本大震災での経験をお持ちの方も多いと思うんですけど、革靴がマジで最悪なんすよね。あれほど長距離移動に向いてない靴はない。
なので、勤務先のロッカーには1足で良いので、履きなれてるモデルのスニーカーを置いておくのをオススメします。
安全靴や釘の踏み抜きを想定したインソールなども考えたんですけど、移動中に釘やガラスが落ちてる場所を移動することってあんまりないと思うんです。その状態の場所なら基本的に崩落の危険があり、迂回するはすなので。
なので、足元は歩きやすけりゃ歩きやすいほど良いと思います。
移動距離がどれくらいかによって、対策装備の充実度を上げていくと良いと思います。
5キロ圏内なら、足元だけスニーカーに履き替えてあとは普通に手荷物持って歩けば良いと思います。
でも、移動距離が10キロ越えてきたり、持ち出したいものの重量が上がってきたりすると、靴下やインソール、股ズレ対策のワセリン、重量物を無理なく運べるリュック等の手段の確保、移動中の水分確保などが課題になってくると思います。
それに加えて、雨等の対策も必要になってきますね。
道案内にスマホを使うならモバイルバッテリーも必須です。
A1-2.避難をしない自宅付近
こっちの場合は、前段で語った項目の中でも、衣服はあると思うので体温の確保は大丈夫なはずです。
窓が割れて外気の侵入を防げない場合がきついので、アルミシートと養生テープは相応にあると良いかもですね。
で、あとは水分と食料のストック。
ここはもう省略しますね。
追加して、電気が来ないのとガスが来ないことも想定しましょう。
電気は正直復旧は早いです。
マジで速い。遅くとも2~3日には戻ります。
しかも、発電設備がある避難施設もそれなりの数があるので、スマホが使用不能に陥らない程度に、モバイルバッテリーの準備があれば良いかと思います。あとは電池。
で、次にガス。
これがないと調理がめちゃくちゃ不便になります。
電気も来てないとなるともう、ほんと、厳しさの極みです。
調理しなくて済むものでも良いのですが、お湯やスープを飲むと人は落ち着くので、カセットコンロは家に1個は用意しとくと良いと思います。
阪神淡路大震災の時にも、ガスが確か僕の住んでたエリアで2週間くらい止まってたので、カセットコンロと灯油ストーブを駆使した記憶があります。
そして、水。
水道は復旧が遅いんです。開削工事が必要なケースが多いので。
ただ、多くの場合給水所が設けられます。
で、ここからが問題でして、給水所から家に水を運搬するのがめちゃくちゃしんどいんですよ。マジでしんどい。
そもそも東京で単身で暮らしてた場合、大量の水を運搬する手段そのものがない可能性が高いと思ってます。なので、家に1個、ポリタンクと折り畳みの台車があるとめちゃくちゃ捗ります。車輪を発明した人にクッソ感謝することになります。
2リットルペットボトルを10個くらい用意してリュックに詰めて移動する、とかもありますけど、足腰がぷるっぷるになります。台車最高です。小学校2年生だった僕は近所の西宮水道局の給水所まで行って、10キロの水を背負い、20キロのポリタンクを台車に押して祖父や母と水を汲みに行ったのを今でも覚えてます。
寒かった、重かった。しんどかった。懐かしいが二度と経験したくないっすね←
忘れがちなのが常備薬の在庫です。
毎日飲まないといけない薬であるなら正直2週間分くらいはストックが欲しいです。
あとは、眼鏡等の視界の確保ですね。
コンタクトだけの人ってあんまりいないとは思いますけど。
A2.遠方に逃げるか、自宅にいるか、避難所で暮らすか
Q2に対してはこの3つになってきますね。
逃げるのと、自宅にいる分には前段の準備で良いのですけど、避難所暮らしとなると、一気に欲しいものが増えます。
特に、寝具。寒いんすよ、体育館。あと床が硬くて冷たい!!
キャンピングマットとか寝袋とかがあるのとないのとでは、寝心地というか、シンプルに体力の回復度合いにめちゃくちゃ差が出ます。風邪をひきやすい環境なので、体力はマジでめっちゃ大事です。
日々の生活でも、断熱性の高い折り畳み座布団と室内履きは欲しいです。
また、トイレに行く時とか細かい外出が増えるので、クロックス等のサンダルがあると全然快適さが違います。いちいち靴を履くの、絶妙にダルいんですよ…。
加えて、栄養管理が一気に困難になるので、マルチビタミン等のサプリがめっちゃ重要になります。
で、視線を遮るためのアイテムや、気晴らしアイテムも必要になってきます。
逆に言うと、追加アイテムがこれくらいですね。
A3.人数分の装備を用意しよう
家族持ちの人はここが最大のネックなんすよね。
4人家族となるとそれだけ準備が必要になります。
量が増えると管理項目が増えて、ミスが出やすい、というのは想像に難くないと思います。特に電力確保は一気に難度を増すので(お子さんの年齢にも寄りますが)
しかも、家族を守らないとダメ、ということでめちゃくちゃ気を張ってストレスがマッハです。上機嫌を保つという新たな業務も発生します。
本当に厳しいですが、ここはもう心構えを事前にしておくしかないとこです。お互い頑張りましょ。
僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。