文字を書くはなし
こんにちは。Pelikanです。
最近ふと字を書く練習をしたいなあ、なんて思ったので、今回は文字を書くことの話です。
小学校に入ってから中学校を出るまで習字を習ってました。母や祖母が習字をやっていたのをみて、また友達で習ってる子がいて、僕もやってみたいと思って始めました。おかげで大人になった今も筆が持てますし、ボールペンやシャープペンで書く字もそこそこ綺麗に書けるようになりました。
今の生活では手書きで文字を書くことがほとんどなくなっています。このNoteの文章はもちろん、仕事の資料作成もいつも電子です。日本の会社にはまだ少し紙の書類があったりしましたが、アメリカの会社に来てからはほぼありませんから、紙に文字を書く行為自体がなくなっています(チェックのサインくらいでしょうか)。
ということで、人は字が綺麗とか汚いということをあまり気にしなくなっているように思います。
でも僕は人の手書きの字を見た時に、それがしっかりした字だとその人に少し好感を持ちます。
人の字というのは不思議なもので本当に人によって全然違うなあと感じます。まるで顔のように人それぞれ違います。習字を練習して文字の形や線が整ったりしても、その人の個性みたいなものはずっと残ります。美しい文字に出会うというのは、なんだか美人に出会えたような気分になって少し高揚感が湧きます。
字を練習してる時間も好きです。黙々と集中して習字を書いていると頭がスッキリします。また、墨で書くともう消せませんから、一発で作品を仕上げなければいけない緊張感もなかなか心地よいです。
最近なんだか文字を書く機会に飢えてきてる気がします。日本に帰ったらまた習字をやろうかなあ‥将来、子供が漢字検定とか受ける年齢になったら一緒に受検して、書取りの時間を持つのもいいなあ‥