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捨てることが好きだ

こんにちは。Pelikanです。

古くなった服や道具を捨てるのが好きです。気分一新、心がスッとします。爪を切ったり髪を切ったりするのも同じような感覚で好きです。

昔ダイエットに成功して、ブカブカになったそれまでの服をまとめて捨てた時、太っていた自分とついにおさらばできたととても爽快でした。

もちろん長く大切に使ってるものもあります。万年筆とか、昔父からもらった時計とか。

今の自分に合わなくなったもの、そういうものは思い切って捨ててしまう、というだけです。

実は人間関係もいくつか切ってしまってます。

昔から僕は誰かに嫌われたりすることが怖いと思ってました。なので自分と合わなそうな人がいた時、対立を避けたり、好かれようと振舞ったりすることがよくありました。

でも大体、好かれようと振舞ったりしないといけない人というのは僕とうまくいかないタイプの人が多いのです。
性格が合わなかったり、自分が感じる必要最低限の敬意がなかったり(ノリが合わないというんでしょうか)‥

そういう人に好かれようと振舞うと、本来の僕とはかけ離れたキャラクターを演じたりすることになります。その結果として、その時は結構仲良くなれたりしましたし、なんとなく自分もみんなと楽しく過ごせてる気になってました(仲良くなれずに終わるパターンもありましたが)。

でも後に、そんなことをするのは自分に大きな負担をかけてることに気づきました。自然体の自分でいられないのですから、部屋で一人になった時にドッと疲れを感じるのです。

また、自分らしく振舞っても僕のことを好いてくれる人たちがいることにも気づいたのです。それまでは無理して仲良くしてる人たちも、自然に仲良くなった人たちも「友達」だと思ってました。
でも、僕が本当に好きで時間を割いて付き合いたいのは後者の人たちだけだということをようやく理解したのです。

それからは昔無理して仲良くしてた人とはほとんど会わないようにしました。

人に嫌われるのが怖いというのは生まれつきの性格みたいで、今も自分を嫌ってそうな人に少し恐怖心が出たり、対立を避けたくなることがあります。

でも自分のことを嫌ってそうな人について考えてみると、僕の方もその人たちが嫌いなのです。

そして相手同様、僕にだって相手を嫌う権利は当然あるのです。

そう認識してから、嫌いな人の評価は気にしないことにしています。また、嫌いなのでビジネスに必要な関係以外はできるだけ距離を置くようにしてます。

連絡はとらない、会わない。関係を切ります。

そういう人間関係を見直した経緯も僕がSNSをやらない理由の一つです。切ったものがまた繋がると面倒です。

かくして今の僕は決して友達の数が多い人間ではありませんが、友達と会う時はいつも幸せで、昔のように部屋に帰った後にひどい疲れを感じるようなことはなくなりました。

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