カペシタビン前半戦終了と横浜マラソン7Km(ウォーク)
8月から始まったカペシタビンも、早いもので4サイクル目を終え、10月末から後半戦5サイクル目に入った。
何度も書いているけれど、やはり、“始まれば終わっていく” のだと実感する。
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なかなか上手く付き合えている感じ? 〜前半戦のカペシタビン〜
前半戦を終えたカペシタビンとの付き合いは、我ながら、なんとかなかなか上手くやれている方ではないかと思う。
2週間の投薬期間の後半になってくると、手の指と足の裏に痛みが出てきて、その後の休薬期間に入ると、それまでに溜まった薬のせいだろう、胃が痛くなったりお腹の調子が悪くなったりするが(粘膜が傷んでしまうような気がする)、概ね元気に過ごせている方だと思う。
2サイクル目で痛い目にあった足の裏は、歩けなくなることが自分にとってはかなりストレスになることが分かったので、負担が大きくならないように、歩き方など含め、気を遣っているつもり。
以前、足の指のすぐ下、甲の裏のところに大きな水脹れができてしまったので、靴の中のその部分に、解凍してジェル状に戻した保冷剤を小さなビニール袋に入れてクッション材にして履くようにしているが、これが案外調子がよかったようで、4サイクル目が終わった今は、足の方には水脹れもできず、大きな問題はなかった。
その一方で、今回は手の指のヒビ割れと皮剥けが案外ひどくなってしまったけれど、でもそれも我慢できるくらいだから、いい具合に治療を進められている状態だと言えると思う。
(保冷剤クッション材については、友人から、「目的外使用!(笑)、靴屋さんにもっとちゃんとしたものがあるのでは?」と笑われたけれど、まあ代用品でも問題ないならそれでいいやと、そのままにしている)
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横浜マラソン7km! 〜ウォークながらなんとかゴールまで!〜
そんな4サイクル目の休薬期間、10月最後の日曜日は横浜マラソンの日だった。
去年に続いて、今回も7kmにエントリーしていた。
去年はまだまだ抗がん剤治療真っ盛りの中だったので、やはり走れず、歩いての参加だった。
今年は抗がん剤は終わったものの、お腹の具合と足への負担が不安材料で、前日の調子からも当日朝までどうなるか・どうすべきかと迷っていたけれど、とりあえず歩けるなら歩けるところまで行ってみよう!と決めて参加した。
前回は、“治療中です、歩きます。抜いてください!” と背中に書いて、たくさんのランナーの方から追い抜きざまに「ファイト!」の声援をもらって進んだ。
今年も歩いての参加になってしまったけれど、そんな自分がたまに追い抜くランナーがいたときは、今回は「ファイト!」「ガンバ!」と声をかけて進んでいった。
途中、日がさして暑くてしんどかったけれど、なんとか無事に制限時間内にゴールまで歩き切ることができて、本当に嬉しい週末になった。
治療を優先する上で諦めなくちゃいけないこともあるのだろうとか、エントリーしてからも諦めなくちゃいけないかなとか思っていたけれど、あまり深く考えすぎずに、とりあえずできるところまで、という考え方でもいいんだなということも分かった。
そして、一緒に参加した友人達、結果最後まで一緒に歩いてくれた友人に、ただただ感謝!
夏も終わり、秋もあっという間に駆け抜けていってしまいそう。
年を越えれば、カペシタビンも最終ラウンド、去年の5月末から始まった乳がんの治療もゴールへと向かうのだ。