登場人物紹介

上巻を全て公開し、中巻に続く前に簡単に人物紹介を挟んだほうが分かりやすいのかと思い、記事をしたためます。
(読む人いるのかな…?)

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登場人物紹介

翠我遼介《すいが りょうすけ》
 本作の主人公。翠我家四姉弟の三番目。長男。童顔。呑気、泣き虫、運動オンチ、方向オンチでよく道に迷う。幼い頃に母親を亡くし、それ以来家事、炊事、妹の世話をしている。中学二年生の時、転校してきた霞崎あずさと同じクラスとなったことがきっかけで仲良くなり、その後複雑な経緯で同居をし始めた。

好きなもの:カルピス、ほうじ茶、だし巻き卵
見た目:おでこの真ん中につむじがあり、逆立った髪が一房上を向いている。通称アホ毛。剛と比べると背が低い、眉が太いなどの描写あり。


霞崎あずさ《かすみざき あずさ》
 幼い頃は茶道家で厳格な父親によって家の跡継ぎのために茶道を叩き込まれ、その後性別の関係で使用人として別宅での生活を強いられた。両親は事故で他界している。姿勢が良く歩き方も颯爽としており、容姿端麗、清楚で控えめな性格。幼い頃身に付いた男言葉という口調を気にしている。箱入り娘だったせいで一般常識に疎く、少しずついろんな経験をし人間らしい生活ができるようになった。

好きなもの:茶、果物、勉強、温かな家族
見た目:長い黒髪を肩下までまっすぐ下ろしている。姿勢が良い。


五十嵐剛《いがらし つよし》
 遼介の幼馴染で親友。二歳の頃からの付き合いで自宅も徒歩二分という近さである。剣道に長け、両親と同じく警察官を目指している。文武両道、正義感が強く、遼介やあずさのことを付かず離れずの立ち位置でずっと見守っている。口調がすこぶる悪い。

好きなもの:遼介の淹れる茶、剣道、勉強(特に英語)
見た目:描写なし


翠我椿《すいが つばき》
 遼介の妹。九つ歳が離れている。明朗快活な性格で、兄をしばしば振り回すほど元気で逞しく育っている。三歳の時に母親と死別し一時期失語症になったこともあるが、父親と遼介が理解し見守っていたおかげでまた言葉を話すことができるようになった。

翠我桐華《すいが とうか》
 遼介の一番上の姉。十二歳歳が離れている。母親の死後も幼稚園教諭としてバリバリ働いている。炊事はしない。できないと言った方が正解。明るく竹を割ったような性格。

翠我梨枝《すいが りえ》
 遼介の二番目の姉。十歳歳が離れている。地元の事務スタッフをしている。姉の破天荒な行動を冷静に見守りつつ的確にフォローし、遼介のこともそっと配慮してくれている。スカートよりズボン派。


百合《ゆり》
 あずさが幼い頃から霞崎家に仕えていた高齢の女性。食料品、日用品以外の買い物などに付き添って一般常識に疎いあずさに様々なことを教えてくれている。

霞崎鋭司《かすみざき えいじ》
 霞崎家の跡継ぎとして養子縁組で家に連れてこられた男性。あずさの戸籍上の兄。あずさの両親の死後、遼介と剛の暮らしている街に引っ越して来た。


《ひいらぎ》
 遼介と剛と同じ小学校に通っていた女子。遼介のことが好きで三度も告白をした。


引き続きオリジナル小説をお楽しみくださいませ。

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pekomogu
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