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8/13 【キャッチアンドリリースで、楽になる。】
キャッチアンドリリースというと、何が思い浮かぶだろう。
僕はパッと、釣りが思い浮かんだ。というか、釣り以外でキャッチアンドリリースなんて単語を使うことなんてあるのか?と思っていたけれど、案外、この言葉は人生をやっていく上で重要になる考えでもあるんじゃないかと思えてきた。
何かを得て、手放す。小さい頃から図々しい性格なんで、何でも得ては捨てられず、勿体無いとか、申し訳ないとかを言い訳にして自分の手中に何かを残しておきたい気持ちが強かった。というよりも、手放すことに恐怖を覚えて、いつか役に立つかも、、なんて自分に言い聞かせて、服や本、その他諸々物が溢れてしまうことが多々あった。
上記はモノの話で、このキャッチアンドリリースは、人生にも通ずる物がある。例えば人間関係を一度キャッチすると、なるべく長い間その人と関わっていたい気になる。だけれども、環境を変える時やチャレンジする時だとかは、その元々の人間関係を常にキャッチしておくことは容易ではない。
新たに出会う関係をキャッチしにいくのならば、その分、リリースすることが必要になってくる。なんか急にあいつ会わなくなったなー、みたいな友人がこの年齢になるとわんさか出てくるんだけど、新たに家庭という関係性をキャッチしてたり、キャリアを考えてガラッと環境が変わっていたりと、その人はキャッチアンドリリースを遂行していることがほとんどだ。
テイラー・スウィフトの「失敗の考え方」がマジで本質すぎる。 pic.twitter.com/o7KacwNngC
— びっとらべる|著書発売中 (@bit_ravel) June 16, 2024
多くを持っては、先に進めない。手元に持って動けるもののキャパには、限界がある。手放す勇気がないと、新しいものを掴めない。そう思ってからは、多少感情が揺さぶられることはあるんだけれど、グッと堪えて新たなキャッチに期待している。でも、残る関係性だってもちろんあるから、リリースした後もなんか繋がっている関係性は本当に大切にしたい。それはいわば、本当の関係性を築けた証でもあると思うから。
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