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9/6 【吐き出さないと、誰にも見つけてもらえない。】


自分の胸の中で、つっかえたものがあるとする。こんなことを考えているんだけれど、ちょっと恥ずかしくて言いにくい。こんなことを言って、どう思われてしまうんだろうか。そんなものが溜まりに溜まって、もう自分のキャパはパンパンになっている。それなのに、言えない。

ほんの些細なことですら、吐き出せない。常に気持ち悪くて、でも我慢してしまう。そんな状態に気が付いているのは、この世界で自分だけで、それでもなかなか吐き出せなくて。

多分、もうその時点では、自分の解釈以外で前に進むことができない。ただ、解釈が上手い人は、そんなところまで悩まない。むしろ、すぐに自分に負担のかからない解釈の仕方で、吐き出してしまっているんだと思ってる。

気持ちを吐き出す。パンパンになった自分の気持ちのタンクから、一気じゃなくてもいい。小出しでいいから、吐き出す。すると、そんな自分の状態に気が付いてくれる人がいる。見つけてくれる人がいる。自分の解釈だけでは前に進めなかったのが、別の視点の他者の解釈やアドバイスで、前に進める可能性がちょっとだけ高まると思う。

あとは、コミュニケーションを取るために吐き出すこと。人間の悩みのほとんどは人間関係の問題で、その問題を生み出すほとんどがコミュニケーション不足らしい。コミュニケーションは、気持ちの伝え合いだと思ってて、感じたことや思ったことを溜めずに、うまく吐き出してみることとさえ思い始めてきた。

吐き出す瞬間は、震える。怖い。でも、溜まったものが出ていくあの瞬間は、勇気を出してよかったと思えるくらいすーっと軽くなっていく。吐き出してダメなら、もう仕方ない。蓄積して破裂してその場で倒れてしまうくらいなら、さっさと吐き出そう。そして、身軽になろう。

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