夏の縁側
夏の縁側、具体的には8月のお盆前後の夕暮れ前に過ごすおばあちゃん家の縁側がとても好きです。
昔はそこでビールを飲むのがたまらなく好きでした。
今はビールやなくてスイカが食べたいです。
大学時代あんなに好きやったビール、何故かアラサーになってからあんまり飲めなくなりました。
心身の老化と反比例に味覚が幼くなったのか。
それとも、最近心の底から疲れたと思うことがないからなのか。
とことん自分を追い込んで疲労困憊になった時に飲むビールのあの形容し難い美味さは今でも覚えています。
あの一口目の美味さ、マジで自分がカイジになったかと思うくらい全身に染み渡るあの美味さ。
あれを久しく感じられないということは、それはつまり、俺がぬるい毎日を送っているからということではないか、、
スイカは甘くて冷たくて美味しいのでいつでも大好きです。
嗚呼スイカが食べたい。
ばあちゃん家の縁側で涼みたい。
今年の夏は帰れない。
多分年末年始も帰れない。