恥ずかしながら、はじめてのnote。
言葉の企画、第5回「記事を書こう」
土曜日の講義が終わったら、阿部さんから毎回リマインドの連絡をいただく。火曜日までに感動メモ(みんなの感想が一覧になっていて圧倒されるスプレッドシート !他の人がどんなことを思ったのかとても勉強になる大発明)の入力と、金曜日までにnoteの入力。
僕は初回のnoteの締め切りのときに、投稿できなかった。
「必須じゃないですよ」という言葉を都合の良いようにとらえて、見て見ぬふりをしていた。自分でお金を払って参加しているのに、「必須」も「必須じゃない」もない。取り組み方によって、すべて必須だし、すべて必須ではない。
そういえば、第3回「チームの企画」が始まる時も、お互いのことを知るために、感動メモやnoteを読むことになっていた。僕はそれまで書いていなかったので、後ろめたさがあった。だけど、その後もnoteを書かなかった。
第5回の課題は「最大3000字の読まれる記事を書こう」。課題のため、はじめてnoteのアカウントを作った。独特の改行の操作方法にも慣れないし、結構苦戦したはじめての長文。小学校の時に使っていた原稿用紙7枚半につめつめの文字数。そんなに書けるのかと思った。だけど、書き始めると楽しくて、ガストで15時間くらい、翌日ミスドで5時間くらい居座った。気づけば4000字になっていた。そこから削っていく作業は、彫刻をしているような、画像のレタッチをしているような感覚だった。彫刻もレタッチもやったことないけど。
締め切りギリギリ(本当は数分過ぎました、ごめんなさい)で何度読み直したかわからない文章を投稿した。恥ずかしながら、はじめてのnote。すると、多くのコメントや「スキ」をいただいた。100個の記事が並んだ中で印象に残すために選んだ「ザ!鉄腕!DASH!!」という題材ではなく、しっかりと内容を読んでその内容に反応してくれたことが嬉しかった。
阿部さんからの講評の中に「ニューヨークの屋敷さんと同時期在籍してましたか?」というメッセージもいただいた。僕のいた小さな制作会社の2こ上の先輩。僕が入社したときには「新卒で入った会社を、1年で芸人になると言って辞めた変わった人がいた」と聞いていたけど、それがニューヨークの屋敷さんだと知ったのはずいぶん後のことだ。
記事の小さな部分を読み取り、そこから興味をもって関係性が広がっていく。阿部さんは「SNSは自分を増やすこと」とおっしゃっているけれど、少し実感できた気がした。
発信することで、見つけてもらう。見つけてもらうための企ては、しっかりと準備する。発信し続けることで、見つけてもらえる確率を上げていく。今回の課題では、題材選択しか企てられてなかった。文体、構成、画像、などなど、もっと企画できた部分はあったはず。
残りの課題は数少ない。遅ればせながらはじめた楽しいnoteも、振り返りを書けるのはあと数回。まだまだ学び足りない。前のめりに、全力で取り組む。必須ではないことも必須なことだ。これまで4ヶ月取り組んできたこともあと残り1/3。あと2ヶ月くらい寝なくてもどうにかなるからハードに取り組んでいきたいと、書きながら思った。考えが整理できるnoteっていいなあ。いままで見て見ぬふりをしていたことを後悔した。
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阿部さん、noteのご指摘本当にありがとうございました。全然関係ないけれど、番組名「ザ!鉄腕!DASH!!」の「!」の数など間違いやすいのに、そこまで正しくされていて、配慮の細やかさに驚きました。これからも勉強させてください!
言葉の企画2020/66番