半沢直樹の最終回の日、夕方に「最終回をもっと楽しむためのスペシャル番組」がやっていた気がする。講義が終わって、それみたいだと思った。渡真利じゃない方の同期なんか出てくる隙間のないくらい濃縮された時間だった。 阿部さんのこれまでの講義の振り返りの中でも、徐々に考えが整理できた。ひとつひとつの言葉で、前後のエピソードも思い出せる。 ・声を上げる→それは旗になる ・誰かが見つけてくれる ・誰かが自分の行きたい道の扉の鍵を持っている ・自分が面白いと思うものは、普遍的に面白いもの
言葉の企画、第5回「記事を書こう」 土曜日の講義が終わったら、阿部さんから毎回リマインドの連絡をいただく。火曜日までに感動メモ(みんなの感想が一覧になっていて圧倒されるスプレッドシート !他の人がどんなことを思ったのかとても勉強になる大発明)の入力と、金曜日までにnoteの入力。 僕は初回のnoteの締め切りのときに、投稿できなかった。 「必須じゃないですよ」という言葉を都合の良いようにとらえて、見て見ぬふりをしていた。自分でお金を払って参加しているのに、「必須」も「必
「もう、長くはないかも…」 病院の待合室では聞ききたくない言葉。僕たちは、番組プロデューサーからスタッフルームに集められてこの言葉を聞いた。 ◆◆◆ 2011年3月11日(金)、14時46分。 東日本大震災。 僕は新卒で入社したテレビ番組制作会社のアシスタントディレクターとして、「ザ!鉄腕!DASH!!」の編集のため、新宿・曙橋の編集所にいた。 「おい!モニターおさえろ!」 普段から鬼みたいに厳しいディレクターの顔は必死だったからか、いつも以上に鬼だった。編集所