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「自分プロジェクト」のすすめ

自分が主体となって企画するのがすきだ。
「これがあったらいいのに」と思ったら、自分で実現する方法を考える癖がついている。

例えば、今までやったのはこんな感じ。

◆誰かと一緒にやりたい、と思ってはじめた企画
水族館フォトウォーク
オンラインコミュニティの合宿
水族館の写真や動画をTwitterに投稿するハッシュタグ企画
 
◆記録のためにひとりではじめた企画
・2020年にやりたいこと100個を「#ありぺいのやりたいこと100」で記録
・水族館についての投稿をする「#ありぺい水族館日誌」
・ひそかに更新しているnoteの不定期投稿「#ありぺい日記」

そして今も、やろうと思ってる企画がふたつある。(準備中)

こういった企画を、私は「自分プロジェクト」と呼んでいる。
誰かの指示ではなく、自分で構想を練ってはじめたプロジェクトだからだ。

私は自分プロジェクトがとてもすきだ。
どれくらい好きかというと、進行中のプロジェクトがゼロだとそわそわしてしまうくらい。なくてはならないものになっている。

こういう話をすると「すごいね」と声をかけてもらうことがある。「何を目指してるの」と真顔で聞かれることもある。

そのたびに私は、ちょっと恥ずかしくなる。
何もすごくないから。何も目指してないから。

だって、これは遊びなのだ。
スケジュールやルールをしっかり決めた、規模の大きい遊び。
目的があるときもあるけど、たいていの場合は「実現することが目的」だ。

では、何のためにこんな手間のかかる遊び方をしているのか。
工夫すればするほど楽しいからだ。
最近のプロジェクトで面白かったのは、水族館の写真や動画を投稿し続ける企画「みんなのオンライン水族館」をやったときのこと。
この企画をやっている間に、想定外がたくさん起こった。

ただ写真を投稿するだけのつもりが各水族館の紹介コーナーをつくるようになったり、私が水族館を好きな理由は細分化されていることに気づいたり、この企画を通して昔の友人と連絡を取ったとの報告を聞けたりもした。(詳細は振り返りnoteへ)

こういった想定外は、設計をこだわればこだわるほど生まれるものだと思っている。企画のこだわりに反応して、化学反応を起こしていると考えられるからだ。こだわりの一つ一つに化学反応が生まれる可能性があるなら、とことんこだわり抜いた方が「想定外」が生まれる確率も上がる。

私は自分プロジェクトをやるたびに、想定外を心待ちにしている。なぜなら、想定外に起きた出来事からは発見や学びがあるからだ。

なんだ、結局学びのためにやってるんじゃん、と思われるかもしれない。
でもすこーし違う。私が学びを心待ちにしているのは、学びがあるほどの遊びを生み出せたらうれしいからだ。

今まで考えた自分プロジェクトの中には、続けているうちに飽きてしまったり、やってみたら全然楽しくなくて止めたりしたものがたくさんある。そういったものは、おそらく企画の時点で失敗しているのだろう。

いつもやるのが楽しくて想定外の学びがある状態なのではない。学びが生まれるような自分プロジェクトは、最上級のクオリティなのだ。
だから、遊びから生まれた学びは愛しくて仕方がない。考えたら考えた分だけ、ボーナスがもらえる感覚だ。

一度この甘さを覚えてしまうと、何度でもこだわり抜いた企画を考えようとしてしまう。もっともっと、と思ってしまう。だから、私は自分プロジェクトを辞められないのだろう。

この感覚は、たぶん言葉だけでは伝わらない。
だから、もしこのnoteを読んでくれているあなたが「これがあったらいいのにな」と思うことがあれば、一回自分で実現する方法を考えてみてほしい。そして、自分プロジェクトとして実行してみてほしい。

きっと、しっかり考えた分の「学び」というボーナスが返ってくる喜びが共有できるはずだ。

昨今の状況の影響で、ライブや旅行など受動型の遊びはなかなか得られない。でも、自分で生産する遊びである「自分プロジェクト」を実行できるようになれば、きっと今の生活もより楽しめれるのではないかと思う。

(もし考えるのが難しければ、誰かに「こんなことやりたいんだけど」と話を聞いてもらうと、思考の整理ができるのでおすすめです。)

ぜひ、やってみてくださいね。
そしてよかったら感想を聞かせてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

#日記 #コラム #ありぺい日記

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