「耳が痛いこと」を言う時、どうしてますか?
組織内のパートナーシップづくりを側面支援する組織コンサルタントのHOSUです。パートナーシップが組織に広がると、どんな状況になるか? 何が可能になるか? どんな結果が手に入るか?ということを綴っています。
「これを言うと傷つくんじゃないか?」
そう思って、言いたいことを言わずに飲み込むことってありますよね。
例えば、「え・・・そんなつもりで言ったんじゃないのに・・・」というひと言で、相手が傷ついているということを聞くと、こちらもショックをうけますね。そんな、思いがけないひと言で相手が傷ついたって聞くのも、イヤなんだから、傷つくかもしれないなと思うことは、余計に言うことを躊躇しますよね。
そう、きっと誰もが「誰かを傷つけなくないし、自分も傷つきたくない」んです。
だから、相手にとって耳が痛いことを言うのって、すごく気をつかうし、正直、言わなくていいなら言いたくないなと思うことだってあります。
そして、言いにくいなぁって思うのなら、ひと言添えて、パートナーシップのある対話のセッティングをすればいいですよね。
傷つける意図じゃないんだから、それをいえばいいよね。
「もしかすると、言われてイヤな気持ちになるかもしれないけど、聞いてもらえるかな?」
「ひょっとすると、耳が痛い話なのかもしれないけど、これから先のことを思って伝えたいんだけどいい?」
そんな風に、ひと言添えられても、一瞬、ドキッとするかもしれないけど、本題を切り出す前に心の準備ができるから、不用意に傷つけることは避けられるでしょうしね。
こういうひと言で、「聞き耳のセットアップ」をするのも、パートナーシップのある関係を保っていく上での大切な要素のひとつです。
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