パートナーの反応を気にしてしまう人、必読。
連投139日目。
パートナーは味方だし、一緒に何かを成し遂げるための関係のはず。
そのはずなんだけど、やっぱりパートナーからの渋い反応とか見たくないし、ヘコんでいる姿も目の当たりにしたくない。
ましてや、自分のコミュニケーションでそういう状態になるようなことは避けたい。
だから・・・やっぱり耳が痛いことは言いにくい。
おどろくことに、チームを預かるリーダーでさえ、こういう風に言っている人に出会うことは少なくありません。
これ、第三者からみたらスジは通っていないんですが、自分が当事者ならスジが通ってる感じがする。でしょ?
で、今日はちょっとこのことを探究していました。そうしたら、ちょっと恐ろしい可能性を発見してしまったんです。
相手の反応が気になる・・・例えば、相手が素直に話をきいてくれそうだとか、耳が痛いことを伝えた側がイヤな気分にならないですむようなら言えるけど、そうじゃなかったら言えないということですよね。
ということはですよ?
これって、相手に「こんな反応をしてほしい」という期待があるということです。
その期待に沿ってくれていたら、耳が痛いことを言えるけど、その期待に相手が沿ってくれないようなら、耳が痛いことは言えない。
これって、「あの人があんなだから…わたしは言えないのよ」と相手しだいにしているということですね。だって、相手の反応によって、自分の行動が変わると言っているのだから。
相手しだいにしているということは、「あの人がこうなればいいのよ」「あの人がこうするべきよ」と相手に変わることを求めているということです。つまり、相手にはこちらの思い通りの反応であってほしいという願望があると言えるのだから、厳しい言い方をすれば、相手の反応をコントロールしようとするあなたがいるということでもあります。
「そんなこと、ないない!」と思った方もいるかもしれませんね
じゃあ、こっちはどうだろう。
あなたは、「相手の反応によって、あなたの行動をコントロールされている」ということは認めますよね? だって、耳が痛いことを、相手の反応しだいで言えるかどうか左右されてるんだったら、コントロールされてるってことでしょ?
「相手の反応をコントロールしようとするあなた」と「相手の反応にコントロールされているあなた」がいる。
あなたにそういう自覚がなくても、あなたの現実の行動は、そういうことを示している。
「そうかもしれない…」と思った方も、「そんなことないわ!」と思った方も、これから3時間だけでもいいので、試しに『コントロール』を意識してみてください。
パートナーシップは、このコントロールの外側にありますからね。