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錯乱状態で書いてます

2024.08.17
ぺぎんの日記#134
「錯乱状態で書いてます」


ある短編映画を観た。

『そうして私たちはプールに金魚を、』
監督・脚本/長久允

(YouTubeでフルバージョン公開中)

これは、2012年夏、
埼玉県狭山市で実際にあった話だ。


2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400匹の金魚が放たれた。犯人は4人の女子中学生。「キレイだと思って」と供述した4人の15歳の少女たちがプールに金魚を放った本当の理由とは・・・!? 実際に起きた事件を元に、少女たちの心情を斬新な視点で切り取ったスピード感あふれるショートフィルム。アイス、部活、祭り、ゾンビ、ボーリング、自転車、カラオケなど記憶を刺激するモチーフの連続で、観る者の想像を裏切り続ける25分間。

「そうして私たちはプールに金魚を、」公式ウェブサイトより


ふとした拍子にTikTokで紹介されて、世界観が好きだったからYouTubeで観てきた。

そのせいで今、錯乱状態。

なんだろう。涙は出ない、鳥肌は立たない。
でも腹の奥の方でグジャグジャと、色々なものが蠢いている。

エロ、グロ、青春。
全部ライトで、それが、うわ〜語彙が「やばい」しか無いのが悔しい…。

最後、「あ、これ一応、サービスカットです」と言って、濡れた制服のYシャツからブラ紐が透けて見える。
ギューッと強く、心臓を握られたような。いやあれは実際何かに心臓を握られていたと思う。

苦しい。目が離せない。

大好きです。ごめんなさい、本当にごめんなさい。大好きです。

わけわからない魅力に押しつぶされそう。

怖い。記憶が、観た記憶も、彼女たちだった私も忘れてしまいそう。嫌だ。忘れたくない。

忘れないで。


【追記】
今日の午前10:00に観て、午前11:30にこのnoteを書き上げて。今(14:30)ようやっとシラフに戻って「あの時間は何だったのだろう」と思い出そうとしています。
朧気にしか思い出せなくて、怖いです。


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