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イタリア帆船を見てきました

まだ暑い8月のことです。
東京国際クルーズターミナルにイタリアの帆船が寄港するというので、
最近海辺大好きな相方(夫)と見に行きました。
私は船好きというほどではないのですが、
その1週間前に寄港していたトルコの軍艦を、
相方(夫)のお供で見に行った時、
ターミナルをイタリア仕様に準備していて、
ずいぶん力が入ってるんだな、どんなになるのかなと、
そっちのほうにちょっと興味があったのです。

今回寄港した、アメリゴ・ヴェスプッチ号は、
世界一美しい帆船と言われているイタリア海軍の練習船です。
昨年7月にイタリアを出航し、来年6月まで世界31各国を巡る中で、
日本に寄港しました。
1931年に進水してから、実に93年になるそうです。

相方(夫)が乗船予約をしてくれて、船内を見学することができました。
トルコ軍艦を見に行った時は、それほどの混雑ではなかったのですが、
平日だというのに、結構な混み具合。
ターミナルの中でも、各種イベントが開催されていて、
なかなかの賑わいでした。

これは帰る時に撮りました
このゲートの左側に受付がありました
1週間前の準備中の写真です

受付を済ませて、いよいよ乗船です。

こう見ると、帆を張るのはなかなか複雑そう
写真後方のタラップから上がるのですが、
手すりのロープが頼りなくて、ちょっと怖かったです
ロープをまとめている布には、様々なデザイン画が描かれていました
イタリアらしいですね
写真では3つですが、この左側にもう一つあります。
4重になっている主舵輪は一切の動力補助がないので、
それぞれ両脇に一人ずつ立って、合計8人がかりで動かすそう
どのロープを誰が扱うかが決まっているそうです
ここにもデザイン画
何かと思ったら、灰皿でした
儀仗用の銃
ピカピカです
工具の置き方も、デザインされているよう
船の上の船
いったい何本のロープが張られているのでしょうか
礼砲もありました
船首
ほんと、たくさんのロープがあります
こんがらがると大変
ただただ、すごいとしか言えなくて
船首から船尾方向を
船の上の船
ちょっと暗いですが、
縦横無尽にロープが張り巡らされているのがわかります
設計した人、すごい

降りる時、ちょっと怖くて1歩目が踏み出せずにいたら、
船員の方が腕を貸してくれました。ありがとう。紳士です。

全体を収めることが難しい…
ターミナル3階から
ようやく全貌が写せました
飛行機を探せ
ターミナル1階には、イタリア製品を紹介しているコーナーがありました
でも、日本語の説明がなくて…
こんなのや
こんなのも
イタリア各地の紹介画像が流れていました
ロンバルディアのワインも美味しいんですよね
ちなみにこれは1週間前
これが
方向は違うけど、こんなふうに
帆船にまつわる映像が流れていました

イタリア海軍音楽隊の演奏会も行われていて、ターミナル内に響く演奏を楽しんできました。
そのほか、2026年の冬季オリンピックがミラノで開催されるので、
そのPRコーナーがあったり、大阪万博の関係者が来ていたりと、
ターミナル内はイタリア色にあふれていました。
イタリア政府も力を入れてるのでしょう。

せっかくなのでイタリアワインを飲みたいところでしたが、
バーが長蛇の列。
雲行きも怪しくなってきたので、まあいっかと帰路につきました。
イタリアワインなら、自宅にあるし(負け惜しみ)

100年ほど前に作られた船ですが、
綺麗に手入れされていて、大切にされていることが伝わってきました。
乗組員の方々も、とてもフレンドリーでした。
この後の航海も、どうぞご安全に。

船の向こうには飛行機



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