イタリア帆船を見てきました
まだ暑い8月のことです。
東京国際クルーズターミナルにイタリアの帆船が寄港するというので、
最近海辺大好きな相方(夫)と見に行きました。
私は船好きというほどではないのですが、
その1週間前に寄港していたトルコの軍艦を、
相方(夫)のお供で見に行った時、
ターミナルをイタリア仕様に準備していて、
ずいぶん力が入ってるんだな、どんなになるのかなと、
そっちのほうにちょっと興味があったのです。
今回寄港した、アメリゴ・ヴェスプッチ号は、
世界一美しい帆船と言われているイタリア海軍の練習船です。
昨年7月にイタリアを出航し、来年6月まで世界31各国を巡る中で、
日本に寄港しました。
1931年に進水してから、実に93年になるそうです。
相方(夫)が乗船予約をしてくれて、船内を見学することができました。
トルコ軍艦を見に行った時は、それほどの混雑ではなかったのですが、
平日だというのに、結構な混み具合。
ターミナルの中でも、各種イベントが開催されていて、
なかなかの賑わいでした。
受付を済ませて、いよいよ乗船です。
降りる時、ちょっと怖くて1歩目が踏み出せずにいたら、
船員の方が腕を貸してくれました。ありがとう。紳士です。
イタリア海軍音楽隊の演奏会も行われていて、ターミナル内に響く演奏を楽しんできました。
そのほか、2026年の冬季オリンピックがミラノで開催されるので、
そのPRコーナーがあったり、大阪万博の関係者が来ていたりと、
ターミナル内はイタリア色にあふれていました。
イタリア政府も力を入れてるのでしょう。
せっかくなのでイタリアワインを飲みたいところでしたが、
バーが長蛇の列。
雲行きも怪しくなってきたので、まあいっかと帰路につきました。
イタリアワインなら、自宅にあるし(負け惜しみ)
100年ほど前に作られた船ですが、
綺麗に手入れされていて、大切にされていることが伝わってきました。
乗組員の方々も、とてもフレンドリーでした。
この後の航海も、どうぞご安全に。