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想像もつかなかった未来と不思議ばーちゃん

さて、面白そうなタグなので便乗して書いてみようと思います。

高校のときは理系の概念の紐解きをせずに公式だけ覚えろという勉強法が嫌すぎて理系だけ赤点。
センター試験(今は共通テストでしたっけ)でも文系科目ばかりが高得点で、今から文転しろ‼️という担任や親の叫びを無視して理系に進む。

衛星開発に携わって宇宙の謎を紐解く‼️とか言っていたのに、
社会に出たものの、教える仕事が好きだと再認識し、ブラックだとわかっていたけれど教師の世界へ。

全く専門外だったデザインやプログラミング、映像編集を独学で学習し、生徒に教えていたり、なんでかプロジェクションマッピングしたり、スモーク焚いてミラーボール回して、生徒と走り回っていた8年間。

担任なんて向いてないと思いながら走り抜いた3年間。
あと1年、閉校まで生徒を送り出したかったのに無情に告げられる汚れた大人たちの事情
もういいや、と、昔からの夢を追いかけることにした海外進出。
そんな中、こっそり始めたフラメンコという趣味。
そしてフラメンコから勉強しようと思ったスペイン語。
スペイン語を勉強したくて知り合った、チリ人パートナー。
だから、海外はぜひ中南米‼️中南米でラテンミュージックに揺られながら学生に教える‼️と思っていたら、行き先はまさかのスリランカ。
どうしてか日本人並にシャイな彼らに今日もあーだこーだと相変わらず教えています。

そんなこんなで今、私はスリランカにいます。
気づけばシンハラ語、スペイン語、英語、日本語のマルチリンガルになっていました。
スリランカには来たくなかった 笑
けれども、ラテンアメリカに行ってしまっていたら、きっとまた違っていただろうなと思う。お金ももっと貯まってない気がするし、趣味に走っている気もする。食べ物が美味しくて体重も増えてそうだし、興味関心を持つものが多すぎて困っていたかもしれない。

天国にいる(またはきっと世界を駆け巡っている)ばーちゃんに伝えたい。
私は今、海外にいます。
ばーちゃんがつけてくれた、海外でも発音しやすい名前は大正解で。
チリでもスリランカでも、みんな私の名前を呼んでくれてるよ。
なんでか外国人の友だちも増えた。
『あんたは将来、外国人と関わりがあるやろう』って言ってたばーちゃんが
どこまで先を視てたのか、視てなかったのかはわからんけれども
私は自分で想像もしなかった未来を歩んでいます。
これからもきっと自分の想像を超えるような人生になるんだろうなという
ドキドキと不安を感じながら生きていくんだろうな。
でも好奇心が強いから、きっと楽しんでいくと思う。
ばーちゃんの『ケセラセラ』を胸に、
今日も1日1日を噛み締めながら、人生を彩って楽しんでいこうと思います。


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