このnoteのはじまりのおはなし(教員K)
こんにちは、はじめまして。このnoteは、私、教員Kと学生Sさんの2人が意気投合して、まずは2人で行動してみよう!と発信を始めるものです。どうぞよろしくお願いします。
扱うテーマ・内容は主に大学内でのPEER(ピア、仲間という意味の英語)活動についてです。まずは、私たちがこの執筆に至ったきっかけ、はじまりのおはなしを最初に書きます。
2024年11月2,3日に全国大学ピアサポーターの合同研修会である「ぴあのわ」が開催され、私たちはそれに参加し、「こんなにいろいろな取り組みがあるのだ!おもしろい!!」となったのです。
2008年から毎年全国各地の大学が幹事校を引き受けて開催しているとのこと、今年は大阪の大阪経済大学に全国から30大学が集い、普段大学でどんなピアサポート活動をしているのかを共有し合う2日間でした。
※ピアについてはSさんが書いてくれるので、私は現場レポートを。
1日目は教職員、学生によるセッションで、様々なテーマのセミナーに参加して、知識や知恵を得る、共有するというスケジュール。2日目はポスターセッションで、各大学の取り組みについて聞くというスケジュールでした。
私が一番気に入ったのは2日目のポスターセッションで知った名古屋大学の取り組みの一つ「悩んだ時のおみくじ(心の処方箋)」です。
これが私がもらった実物。もう13年取り組まれているそうで、ちょっと元気がないなとか誰かの言葉が欲しいなというときに学生支援本部に行ったら4つのテーマのうちから選んだテーマの処方箋がもらえるという取り組み。「今、好きな人がいる人へ」「今、辛い人へ」「不安がある人へ」「ユーモラスなことをききたい人へ」そしてたまにイレギュラーで「旅行の行き先を決めかねている人に季節に応じた提案」などがあるそう。
だから、「あー、なんかつらいわ・・」というときに学生支援部に行って、「今、辛い人へ」の処方箋を引いたら、びっしりと手書きで、メッセージが書かれているのです。私がもらった処方箋はエースの帰還という内容で、野球選手のけがや苦難を乗り越えたエピソードでした。
この処方箋という名の手書きのメッセージをもらうことで元気が出たり考えさせられる。これはぴあのわ名物にもなっているようでたくさんの方が処方箋をもらいたくて列を作っていました。この手書きメッセージも学生が学生に送るメッセージ。こんなんもらったらうれしいだろうな。素敵なピアサポートの一例だと思いました。東京科学大学(旧東工大のほう)もこの取り組みから学んで同じような取り組みをされているそうです。
Sさんとも話していたのですが、ピアサポートといっても本当にいろいろな種類があり、サポート内容もオープンキャンパスから個別相談、しゃべりばの運営、ゼミ説明の運営、統計、広報、大学への意見提供など様々でした。
学生の学生による学生のための活動!まだまだ私たちは知り始めたばかり、これから先行文献なども調べて、学び発信していきます。どうぞよろしくお願いします。
ではバトンを学生Sさんに渡します!Sさんよろしくね😊