3月5日 マリインスキー劇場 ワーグナー作曲 楽劇『ニュルンベルグのマイスタージンガー』
ワーグナーの作品を順番に取り上げてきたマリインスキー劇場が最後に残されていたこの作品に手をつけました。指揮者はもちろんゲルギエフさん。配役を見てもスター歌手こそいませんが、劇場でいつも歌ってくれている歌手陣の中から、「やっぱりこの人ですよね」という納得の方々が出演予定です。唯一残念なのはコンサート形式であること。「オペラで見たい!」です。でもこれがマリインスキーのやり方です。コンサート形式で試して見て、良さそうならオペラに仕上げてくる。4時間越えのオペラですが、最後はハッピーエンドですので楽しい気分で帰宅できます。
靴屋でマイスタージンガーのハンス・ザックスが密かに恋しているエバを助けて、彼女の恋人ワルターを歌合戦で勝利に導き、二人の恋を実らせる。というお話です。
聴きどころは数々ありますが、圧巻なのは終幕の歌合戦の場面。マイスタージンガー達が入場してきて、主役のザックスがやってくると合唱が『目覚めよ、朝は近付いた』と彼の作品を歌います。もうこの辺から最後まで一気呵成に音楽が流れていくのはワーグナーらしいところです。でも「4時間は厳しいよね…」という方は 是非、添付の『4分のいいとこどり』リンクで聴いてみてください。
これは演奏会形式での公演。4時間越えの楽劇を4分で楽しめます(^^♪
3月5日の公演ではこんな感じでお聴きいただけると思いますよ。
こちらはクルト・マズア先生の演奏会形式での録画です。とってもオーソドックスな演奏で 安心して聞いていられます。懐かしい…こちらも演奏会形式です。
以下は全曲の録画から。
かなり古い1987年の録画ですがザックスがテオ・アダム、デービッドがペーター・シュライヤー、ワルターがライナー・ゴールトベルグ、指揮者はおなじみのスウィトナー(とっても懐かしい録画です(^^♪) (東ドイツの)ベルリン国立歌劇場の引っ越し公演で日本語字幕が付いています。
★こちらは2008年の新しい録画です。
こちらはウィーン国立歌劇場です。1幕と2幕 英語の字幕が選べます。
こちらが3幕
By こばつね
『ぺテルで劇場へ行こう!』ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね!
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