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壁面装飾師、エドゥアルト・マイヤー

今回はサンクトペテルブルク在住の芸術家、画家にして空間デザイナーのエドゥアルト・マイヤーをご紹介します。

気さくだけれどどちらかというと控えめで穏やかな性質のエドゥアルト、愛称エディックは、元々夫の同郷で知り合いだったのですが、去年彼の息子さんに室内リフォームをお願いした経緯でおつきあいが復活しました。
息子さんは芸術家ではなく生粋の職人なのですが、ドイツ系らしいまじめで几帳面な仕事ぶりが好印象でした。

話はお父さんにもどり。エドゥアルトのインテリア装飾の特徴は、自作の絵画などを特殊な材料でコーティングして、大胆に室内をしつらえるというものです。
このコーティング材は彼の発案による特殊な配合のもので、絵画の美しさを損なわず、しかも表面に複雑な美しい光沢をもたらします。防水性であり、中性洗剤などで洗浄できるためつねに清潔を保てます。その上優れた耐火性があり、美しいだけでなく、防災の面でも安心して使用できます。

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自分の作品の横に立つエドゥアルト。
これはフレスコ画を壁面装飾にしたものです。

ところでトップの画像ですが、なんと病院の壁面装飾です!
市内にある”КЛИНИКА "БОРМЕНТАЛЬ"(クリニック・ボルメンタリ)という病院なのですが、いったいどういう風になっているのか、全体の様子をみてみましょう…

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こちらもフレスコ画、プラハの風景を壁面装飾にしたものです。

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このような壁面装飾は、もちろん実際に注文することもできます!

詳しくは、以下のサイト(すみませんがロシア語オンリー)をご覧ください。

我が家もいつかは彼の作品を壁面にしつらえたいと考えています。By K'Ichi

ぺテルで劇場へ行こう!』ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね!


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