モーツァルト作曲? 「コビット(COVID)・ファン・トゥッテ」(YouTube)
フィンランド国立歌劇場が上演した新作のオペラです。
音楽は、モーツァルト の「コシ・ファン・トゥッテ」がほとんどですが、歌詞は完璧に新作。フィンランド語でコロナ禍の様子を描いたコメディー版。
冒頭はワーグナーの「ワルキューレ 第一幕」の怪しい雰囲気(嵐の前の静けさ)。さあこれから始まるぞ!というところで、おばちゃんが出てきて、「モーツァルト」をやるんだ!と宣言。プンプン怒っている「ワルキューレ」の出演予定者達の抗議を無視して 新しいストーリーが展開されていきます。フィンランドでも急にいろいろ予定が変更になって大変だったんだなぁと納得。
内容的には、ドタバタではなく「フィンランドの現実」をアイロニーで塗り固めている感じです。データを見ると10月の公演。たぶん半年で台本から始めてやってのけた エネルギーには脱帽です。
私も、まだ途中までしか観れていません。今晩楽しもうと思っています。
以下 オペラの動画の中からの抜粋シーンです。
ワルキューレが始まるワクワク感が高まる中、突然「おばちゃん」登場。なんとワーグナーをやめてモーツアルトをやると言い始める。(要所要所、彼女が出てきて劇を進行させていきます。)
空港で足止めを食ったデスピーナ役のKarita Mattila(フィンランドの世界的ソプラノ歌手)彼女が笑わせてくれます。(一人何役もこなすようです…楽しみです。)
慣れないリモートワークで悪戦苦闘をしています。
(ご参考)
歌手たちはフィンランド語で歌いますので、字幕は英語で出ます。でもそれを日本語へ機械翻訳をさせて日本語で楽しむこともできます。
右下に出てくる 設定→字幕→自動翻訳→日本語 を選択。
設定を選択
英語の字幕が日本語に自動翻訳されて表示されます。まあまあ読めますよ。 By こばつね
『ぺテルで劇場へ行こう!』ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね!
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