お前に対して使う「凄い」という言葉

「凄いね。」

考えもしないですぐ使いがちな言葉

似たような言葉には、「偉い」がある

そのような言葉をかけられて喜ぶ人もいるだろう

でも私は言われたくない

なぜなら、「凄い」という言葉はそんなこともできないような人に対して使う言葉であると思うからだ

注意して欲しいのは二人称の相手に、能力に関して、使う場合である

事柄に対して使う場合は別とする

三人称の相手に対して「あいつすげーな」レベルで使うことは多々あるだろう

しかし、対面で「凄い」などと言われた時、この人は何を基準に考えてそう発言しているのだろう、と思ってしまう

神経質だと言われればそこまでではあるが、
考えようによっては相手の尊厳を傷つけたり、背景にある努力を踏みにじることに繋がるのではないだろうか

「凄い」や「偉い」という言葉は
便利ではあると共に軽率な言葉でもある

発する側の気持ちの問題ではない、受け取る側の気持ちを考えて使うべきである

便利な言葉が飛び交う社会で、いま一度自分の使う言葉について考えるべきではなかろうか

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