レンタルビデオの予告編

高校2年生
映画をよく観る様になった

TSUTAYAに行っては
タイトルと表紙で直感的に作品を選び
旧作5枚1000円で毎週借りていた

本編が始まる前に流れる最新情報
いわゆるレンタルビデオの予告だ
(旧作であればもはや最近ではないのだが)

私は予告編が大好きだった
むしろ本編より釘付けになっていたかもしれない
予告編から気になる作品をみつけ
メモして
次に借りる

そうして借りたビデオの予告編で
また気になる作品を見つけ
メモして
次に借りる

この発見の連鎖が好きだった

予告編のおかげで素敵な作品に出会える
私にとって予告編は本編からのバトンだった

しかし今となっては予告編は全力で飛ばす

なぜか

それは至って単純な理由
早く本編が観たいからだ

今と昔で違う点はと言えば

昔は直感的に作品を借りていた
今はピンポイントで観たい映画を借りている

昔ほどTSUTAYAに入り浸り
永遠に棚を眺めることは無くなった

その分、今では頻繁に劇場へ行く様になった

もちろんTSUTAYAの空間は今でも好きだが
専ら劇場の方が好きだ

最近はコロナの影響もあり
サブスクが台頭し、
劇場へ足を運ぶ人はより少なくなった

こんな世の中だからこそ
劇場に足を運んで
大きなスクリーンで
その空間と時間を味わってほしい

家で寝そべって観る映画も
悪くはないけどね。

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