『内房・外房線』の面影
さて、今回は前回予告した通り、実際に大回り乗車をしてきた話です。
8月某日。夏休みの長い引きこもりに飽きて久々の外出へ。
もちろん、ソーシャルディスタンスを保って。
向かったのは千葉県内房線の浜野駅。
ここを始点として海浜幕張駅を終点にしました。
今回の旅の目的は『海』です。
内房線、外房線は海岸線沿いを走ってるので海を見れるチャンスが何度もあります。
さて、大回り乗車を始める前に、蘇我駅に着いた私は駅構内のNewdaysに寄りおにぎりを2つ購入しました。
というのも、
内房・外房線に駅改札内で買える駅弁がここ以外存在しないのです。
(※大回り乗車は改札から出ることができません。)
蘇我駅で買い物した後、浜野駅に向かい、大回り乗車するために、一度改札を出て海浜幕張行き(242円)の切符を購入。
ついに大回り乗車の始まりです。
浜野~君津駅
まず君津行きの内房線に乗車。
内房線は4両編成、もちろん座ったのは先頭1両のクロスシート。平日の午前中ということもありガラガラ。4人掛けのクロスシートを独占しました。
浜野駅を出た内房線はしばらく住宅街の中を進みます。
五井駅に着くと向かいのホームに見慣れない電車が止まってます。
小湊鐵道です。レトロな雰囲気が漂ってます。すでに非日常感を感じますね。
20分ほど乗ってると終点君津駅に到着。実はここまではっきりと海は見えないのです。
君津~館山駅
次は館山行の電車へ。ここらへんから、見慣れない行き先というわけで旅行感が増してきました。
君津駅から約15分、上総湊駅付近にて、ついに海が見えました。ここからは、まさに海岸線沿いを走る列車です。
海岸線と並走する国道、AKB48のpvが思い浮かんでくるのは私だけでしょうか。
令和になってAKB聴いてる人、そんなにいないですよね、時代の流れは残酷。
少し脱線しましたが、ここからが大回り乗車・海岸編の醍醐味です。
竹岡駅付近は国道より高いところを走ってるので、眺めも素晴らしいです。
館山駅の2つ手前、富浦駅。屋根の上に角のようなものが2つ付いてる駅舎可愛いですよね。駅舎のサイズは都内で見られないぐらいコンパクトです。
さて君津から1時間ほど、終点の館山駅に到着。
駅前はレンタカー屋やホテルがあり、さすが観光地といった感じでしたね。
これだけ駅前栄えてるならさすがに改札内にも売店あるだろって思ったが、、、
そもそも房総半島に売店があるわけないんでしたね。(改札出れば普通にあります。)予習大事。
ここから、内房線の終点安房鴨川駅を目指します。残念ながらこの区間はチーバくんの足首なのでなので海に面してないです。
どうでもいいけどチーバくんの舌の先はネズミで有名なテーマパークなんです。以上、チーバくんが舌を出してる理由でした。(←勝手な考察です)
40分ほど田園風景を眺めなら進むと安房鴨川駅に着きました。
早速「鴨川シーワルド」の宣伝、鴨川といえばですよね。ホームでは水槽がお出迎え。
出発から3時間近く、こんなに南の方に来ても242円。これが大回り乗車の面白いところです。
安房鴨川~海浜幕張駅
そして、この旅一番の楽しみ、こちらです。
特急わかしお!
え。乗っていいの。
いいんです。
大回り乗車は、特急券を払えば特急に乗ることができるんです。
というわけではじめての特急わかしお。
見ての通り窓縁が少なく窓広いんです。そして広い太平洋。
しばらくすると、海水浴場として有名な御宿駅。奥の木は南国っぽい雰囲気を醸し出してます。
ここからもずっと海岸線沿いを進み、勝浦、大原など海水浴で有名な駅を通ります。
すでに旅は終盤に差し掛かり、1時間半ほどで今回の大回りの終点「海浜幕張駅」に到着。
8月中旬16時前の海浜幕張はまだまだ暑く陽も高い。
長く引きこもってたこともあり、全く夏を満喫できてなかった私、やっと夏を感じれた小旅行となりました。
オワリ。