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コーチングを受けると??

皆さんは、コーチングという言葉を聞いたことがあるだろうか?
先日、私はコーチングという言葉を初めて知り、実際にコーチングを受けてみた。当初は、コーチングという名称から、スポーツなどを教えてくれる”コーチ”をイメージし、コーチから悩みや問題を解決するために必要な知識や技術などをアドバイスしてもらえるものだと思っていたが、実際のコーチングは違っていた。

コーチングは、知識や技術を教えてもらうのではなく、コーチからの質問に答える過程の中で様々なことを考えて気づきを得るというもので、目標を達成するために必要な自分の行動を促してくれるというものだった。現在、人材育成や組織開発の手段としても注目されている手法で、企業や自治体などの様々場所で実施されている。ちなみに、私が当初イメージしていた、知識や技術を教えてもらうことは、コーチングではなく「ティーチング」というようだ。

実際のコーチングを経験して感じたことは、自分自身を「とことん考える」機会になるということだ。コーチによってコーチングの方法は多少異なるのかもしれないが、私が受けたコーチングでは、一つの質問に答える度に「なぜ?」「どうして?」と何度も何度も聞かれ、自分がなぜこの答えを導き出したのかをとことん考えることになった。その結果、「仕事に対するモチベーションを上げたい」をテーマに設定した今回のコーチングでは、自分の中心にある”思考”や”自分がやりたいと思っていること”など、これまでにない新たな気づきを得ることができた。

これまでの人生を振り返ると、自分自身についてとことん考えたことはなかったと思う。自分の考えは自分が一番分かっていると思っていたが、コーチとのやり取りを重ねてとことん考えてみると、いつも見えている場所よりも奥にいる本当の自分が見えてきた。新しいことを始めたり、自分自身をさらに成長させるためには、本当の自分を知らなければならない。悩みや問題を抱えていたり、迷っている方がいたら、ぜひコーチングを受けて自分自身のことをとことん考えてみてほしい。


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