ルールについて考えたこと
私はルールと聞くと
「しばるもの」「制限」などのワードがでてきます。
NLP子育てコーチ講座で「家族のルールをつくって、実践して来る」という宿題がでて、それを実践して思ったことをシェアします。
2年前、陸上クラブで毎日走り、疲れて帰ってくる高3の長男はご飯のときにスマホの動画をみるのが日課でした。
帰りは21時近くて
家族みんなの食事が終わっているし、
他の子の世話があって、
私は食卓に座れない。
1人でご飯を食べさせるのはかわいそう。
格安スマホだから外では動画がみられない。
唯一食事とお風呂の時が動画を楽しめる時間。
だからご飯を食べながらスマホをみる長男を
嫌だな~と感じながらも見て見ぬふりをしていました。
講座の中でトレーナーから
「ごはんを食べている時に子どもがスマホを使っている人?」
と聞かれました。
「高3の長男が帰りが遅くて、動画を外で観られないので、ご飯食べながらスマホ使ってます」と言い訳をいう私に
「それって、あなたが望んでいること?」
そんなニュアンスのことをトレーナーに聞かれました。
我が家は子どもが小さい頃からメディアを消してご飯を食べてきました。
本当は長男のスマホでご飯は嫌だったのです。
長男がかわいそう・・・と
ストーリーをつくって、自分へ言い訳けをしていたこと。
自分の嫌をないがしろにしていたことに気が付きました。
そして、長男に食事中にスマホを使わないでほしいと伝えました。
もちろん彼は反抗します。
ご飯はいつも何分で終わる?
15分だったらその間くらい
スマホを横における?
無理!!
スマホで何を見てるのか?など
いろいろな質問をしてみました。
うるさい!とめんどくさがりながらも
自分がハマっている、やりたいことは
よく話してくれました。
youtubeで陸上の大会の動画がみたい。
そこが彼が一番外せないポイントだとわかりました。
私が
「あなたにとって陸上の動画を見る時間は特別なんだね〜」
と長男が”大事にしていることを受け取ると
提案してきました。
「外でyoutubeが見られたら、ご飯の時間はスマホ使わないでいられる。ギガ数あげてよ」
なるほど、今はスマホの契約の通信ギガ数が少ないから動画をみることはできない、ギガ数を上げる契約をする。
ということで翌日からちゃんと
一緒に決めたルールを守る長男がいました。
ルールを決めるとき
たくさん質問しました。
思春期で親のことをうっとうしがっても
好きなことに関しては大概の子は
話したいものなんですよね
どういう思いで暮らしているのか?
何を大事にしているか?
そしてそれを私が受け取った。
受け取ったことが大事だったな〜と思います。
ルールって価値観の伝達だな〜と思います。
我が家のルールってなんだろ〜
考えてみるといろんなことに気づくような気がします。