
子どもの靴が大切な理由
こんばんは。
今日は、子どもの靴について。
子どもの靴にこだわってる人はどれぐらいいるでしょうか??
ひと昔前は、すぐに大きくなるからと
大きめマストとか。
履かせやすいからとスリッパみたいな靴とか。
どちらかというと、利便性やデザイン性。
あとは、値段に重きを置く方の方が圧倒的に多かったように思います。
というのも日本人が靴を履くようになって、何年でしょう?
1950年代の男性の革靴に始まり、1960年代で一般的になった。
それまでは、下駄やわらじ。
でも入って来たからと言って、海外の靴文化のようではなく、なんちゃって靴文化だったようです。
靴を履くけど、履き方や選び方の教育は入ってこなかったんです。
だから、草履のように簡単に脱ぎ履きできるような靴が日本で生み出されました。
この、すぐ脱ぎ履きできる靴
これが、子どもにも使用された事が
後によくなかったとわかるんですね。
子どもの足は、0歳から凄い成長を遂げます。
どんどん骨が増えながら、絶妙な積み木のように積み重なって足ができるんです。
その積み木が積み重なっている時に、
•合ってない靴。
•脱げないように、足が靴を捕まえないといけない靴
•中で足が滑りまくっている靴
•踵が固定されていない靴
こんな靴履いてたら、積み木が歪んでしまいます。
靴が脱げないようにすり足になって
昔のお侍さんの走り方になってしまいます。(時代劇ですり足で走るお侍さんがよく出て来ますよね。)
そんな日本も、少しずつ靴の正しい選び方と履き方文化を作ろうと、いろんな方が動き出しています。
子どもの足の骨は、高校生以上になると完成し、それからどんなに良い靴を履いても、歪んでしまった骨は戻りません。
だから、最初のファーストシューズから
選び方を学ぶ必要があります。
合ってない靴で、疲労が蓄積した足の子
前滑りで爪が変形している子
そんな子を見るたびに、靴の選び方を保護者に教育していく場を,作らなければ!
と考えています。